【名探偵コナン・月光殺人事件】犯人が後悔の要因に?その後の影響や平次との関係についても

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テレビアニメでは第11話として1996年4月8日に放送された名探偵コナンの「ピアノソナタ「月光」殺人事件」

実はこの作品は今後のコナンの探偵としての在り方を大きく変える事件となっています。

その理由の一つが「犯人への後悔」

そこで今回は、名探偵であるコナンの今後に大きな影響を与えた「ピアノソナタ「月光」殺人事件」とはどのような事件だったのか。

また、なぜコナンは後悔しているのかについて解説していきます!


【名探偵コナン・月光殺人事件】犯人が後悔の要因に?

そもそも「ピアノソナタ「月光」殺人事件」とは?

小五郎の探偵事務所に「麻生圭二」という人物からの依頼が届き、月影島という島に向かうことになったコナンと蘭と小五郎。

しかし、村の住人の話によると依頼人の「麻生圭二」は、12年前に家に火を放って死んだ人物だといいます。

そしてその人物は、亡くなる直前までベートーベンのピアノソナタ『月光」を弾いていたという不気味な亡くなり方をしていました。

村で出会った女医師の「浅井成実(あさいなるみ)」に公民館の場所を聞き、村長の「黒岩辰次」に話を聞きに行くと公民館では前村長の「亀山いさむ」の三回忌が行われており、今回の村長選挙の立候補者「川島英夫」と「清水正明」もいました。

また、黒岩村長の娘の「黒岩令子」、その婚約者の「村沢周一」、村長の秘書の「平田和明」、無職で村長の幼馴染の「西本健」も同席していました。

そして事件は起こってしまうのです。

『月光』の曲とともに、村長選挙立候補者の川島さんがピアノにもたれながら亡くなっているという事件が起きました。

そしてその翌日、警察が島に到着し事情聴取をしていると突然『月光』の第2楽章が流れ、2階の放送室で黒岩さんが殺害されるという事件が勃発。

さらに、その夜、公民館で西本さんが首を吊られて亡くなり2日にして3人の人物が殺害されてしまうのです。

そこでコナンは事件現場に残されていた「楽譜」をヒントに2年前に殺された亀山さんと今回殺された3人、そして12年前に自殺した麻生さんと西本さんの関係を暴きます。

そしてコナンは島の駐在さんに、12年前に亡くなった麻生さんには娘の他に「せいじ」という息子もいたことを聞き、犯人を特定。

犯人が医師の麻生成実であることを暴くのです。

全てがバレてしまった成実先生は、公民館に火を放ちピアノの椅子に座ってコナンへのメッセージを音にして弾きながら、炎の中で自殺を図るのです。

コナンが月光殺人事件を後悔している理由は?

コナンは無事犯人を突き止め、事件は解決したようにも見えますが、実はこの事件についてある後悔をしていました。

その理由が「推理で追い詰めた犯人を自殺させてしまったこと」

コナンシリーズの中で、コナン(新一)が唯一犯人を死に追いやってしまったエピソードがこの「月光殺人事件」でそれ以降コナンの探偵として考え方を改める事件の一つとなっているのです。

その後のエピソードの中に「名家連続変死事件」があり、コナンは平次と次のようなやりとりをするシーンがあります。

コナン:「なあ服部・・・」

服部:「なんや?」

コナン:「お前さー・・・」「人・・・殺しちまった事あるか?」

服部:「あん?」

服部:「あのまんま死なせてやった方がよかったんやろか・・・」

コナン:「バーロ・・・」「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は・・・」「殺人者とかわんねーよ・・・」

服部:「おーおー耳が痛うてかなわんわ!」「完璧なお前しかいえんセリフやのォー」

コナン:「ハ・・・完璧な人間なんてこの世にいやしねーよ・・・」「オレだってたった一人・・・」「たった一人だけ・・・」

コナンは服部に「「人・・・殺しちまった事あるか?」と唐突に聞きます。

コナンはこの「名家連続変死事件」でも犯人が最後は自殺を図るのではないかと予測していました。

そんなコナンに対して、服部は「あのまんま死なせてやった方がよかったんやろか」と考えていましたが

コナンは「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は殺人者とかわんねーよ」と言って、過去に自殺させてしまった麻生成実(あそうなるみ)のことを回想します。

コナンは自分が成実を自殺に追い込んでしまったのではないかと、ずっと後悔していたのです。

それ以降「ピアノソナタ『月光』殺人事件」はコナンシリーズで唯一犯人を死なせてしまった回となっていて、コナンはずっとそのことを心に刻み続けていのです。

コナン・月光殺人事件は平次にも影響していた?

https://twitter.com/LovYoshidaAyumi/status/1360542734004588546?s=20

自分が推理して追い詰めたことを後悔していたコナンですが、その過去を聞いた平次もこのことに影響を受けています。

「浪速の連続殺人事件」という回で、平次は次のようなことを話しています。

和葉:「坂田さんに撃たれたん?」

服部:「う、撃たれたんちゃうわ・・・」「自殺しようとしたんを止めて、たまたま当たってもうたんや・・・」

和葉:「なんで・・・」「なんでそんな危ないマネすんの?」

服部:「ど・・・どっかのアホがゆうてたんや・・・」「推理で犯人追い詰めて死なしたらアカン・・・でな・・・」

コナン:(服部・・・・・・)

「名家連続変死事件」では「あのまんま死なせてやった方がよかったんやろか」と悩んだ服部。

しかし、その後の「浪速の連続殺人事件」では「推理で犯人追い詰めて死なしたらアカン」という発言をしています。

これはコナンが「名家連続変死事件」でコナンが言った「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は・・・」「殺人者とかわんねーよ・・・」に影響されていることは間違いありませんね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、名探偵であるコナンの今後に大きな影響を与えた「ピアノソナタ「月光」殺人事件」とはどのような事件だったのか、

またなぜコナンは後悔している理由について解説しました!

コナンは犯人を推理で追い詰めて自殺させてしまったことを後悔していたんですね!

また「ピアノソナタ「月光」殺人事件」や「名家連続変死事件」を含むコナンのアニメシリーズを今ならU-NEXTでも見ることができます!

今年は2020年に公開予定だった「緋色の弾丸」がようやく公開されるので、赤井家ファミリーの登場シーンを見返すのにもいいかもしれませんね!

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