【君の膵臓をたべたい】なぜ星の王子様の本を貸した?ストーリーとの関係についても

アニメ

2017年には実写映画として公開され、翌年にはアニメ版でも公開された映画「君の膵臓を食べたい」

2016年本屋大賞で第2位となった住野よるさんの大ヒット同名小説を映画化した作品になっています。

劇中では、ヒロインの桜良が主人公の”僕”に貸した唯一の本があります。

それが、「星の王子さま」

サン=テグジュペリ著の有名な作品ですが、なぜ桜良は春樹にあの本を貸したのでしょうか?

そこで今回は、映画「君の膵臓をたべたい」で桜良が”僕”に星の王子さまを貸した理由について解説していきます!


【君の膵臓を食べたい】なぜ星の王子様の本を貸した?

そもそも「星の王子さま」とは?


星の王子さま (新潮文庫) [ アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ ]

劇中で登場する本「星の王子さま」

飛行士でもあるサン=テグジュペリさんの有名な小説です。

桜良が唯一読んだ本であり、春樹に貸してくれた唯一の本になっています。

映画の中ではその作品の内容までは触れていませんでした。

ここでは簡単に「星の王子さま」の内容についてご紹介したいと思います。

主人公の飛行士の「ぼく」がサハラ砂漠に不時着し、自分1人でなんとか飛行機を修理して砂漠を脱出しないといけない「ぼく」の前に星の王子さまが現れます。

その”星の王子さま”の話を聞くと、王子さまは普通の家くらいの大きさしかない、他の星からやって来たと言います。

そして、王子さまが自分の星を捨てることになった原因が、一輪のバラ。

王子さまの星に咲いたきれいなバラは言葉で王子さまを振り回すようになり、それに耐えられなくなった王子さまは自分の星から逃げ出したのです。

バラから逃げ出すように自分の星を出てきた王子さま。

その後地球に来るまでに、王子さまは次の6つの星を回ってきたことを「ぼく」に話します。

「王様」の星。

「うぬぼれや」の星。

「酔っ払い」の星。

「ビジネスマン」の星。

「点灯夫」の星。

「地理学者」の星。

そして、地球に来た王子さまは、地球には何千ものバラの花が咲いてるのを見かけます。

その光景を目にした王子さまは、自分の星には一輪しかなかったバラが、実はどこにでもある普通の花だったことを知ります。

その後、キツネと友達になった王子さまは、もう一度何千本も咲いたバラの花を見に行くことをキツネにすすめられます。

同じバラでも、自分の星に咲いたバラが世界にたった一輪しかないバラ。

そのことに気づいたことを、「ぼく」は王子さまから聞く。

王子さまと一緒に井戸で水を飲み終えた「ぼく」は飛行機の修理のために、王子さまと一旦別れる。

そして翌日の晩、王子さまを迎えに行くと、王子さまはヘビに自ら咬まれていた。

ちょうど王子さまが地球にやってきて1周年の日。

自分の星が遠すぎて、からだを持っていくことができない王子さまは、ヘビに咬まれるという形で星に帰っていきました。

なぜ桜良は「星の王子さま」を貸した?

劇中でも時折登場する「星の王子さま」ですが、なぜ桜良は春樹にあの本を貸したのでしょうか?

桜良が春樹に「星の王子さま」を貸した理由は、人との関わりを持つことで大切なことに気づくことがあると考えたからなのではないでしょうか?

後述する部分と少し重なるのですが、「星の王子さま」では大切なものは目にみえず、その”ものや人”とどんな関係であり、どれだけ時間を費やしたかによって大切なものとなり得るということが表現されています。

劇中では、春樹は桜良と出会うまでは、周りとの関わりを持とうとせず、本ばかり読んでばかり。

それゆえに、自分も周りからは大切な存在ではない、いてもいなくてもどちらでもいい存在だと思っていました。

しかし、桜良はそんな春樹に、人と繋がり、一緒に時間を過ごすことの大切さを知ってほしいと心の中で思っていました。

だからこそ、桜良は、同じようなメッセージの込められた「星の王子さま」を春樹に貸すことで、春樹に人との関わりを持つことで大切なことに気づくことがあるということを伝えたかったのだと思います。

また、直接的ではなく、春樹の好きな本で思いを伝えるというのも素敵ですね。

星の王子様との関係は?

劇中で登場する「星の王子さま」ですが、今作との関係性はどのようなものがあったのでしょうか?

続いて、「君の膵臓をたべたい」と「星の王子さま」の意味について解説していきます。

大切なものは目に見えない

実写版の「君の膵臓をたべたい」の冒頭では、母校の国語教師になった春樹が、「星の王子さま」を教材として利用しており、その際に次のような内容を話しています。

「肝心なことは、目に見えない」

これは王子さまと仲良くなったキツネの有名なセリフです。

この言葉の意味として、

”本当に大切なもの”は、

・どんな秘密が隠れているのか
・その人とどんな関係を結んでいるのか
・そのものにどれだけ時間を費やしたか

といった目には見えないところに隠れているということを伝えています。

人と人とは繋がりあって生きています。

そこ自体には意味はなく、なにか目的をもつわけではありません。

だからこそ、”なにか”のために費やした時間だけ、その”なにか”は大切なものになってくるということを伝えているのです。

劇中では、主人公の春樹は周りに全く興味のない青年でした。

しかし、共病文庫を手にした時から桜良と繋がりを持ち始めます。

そして、桜良と過ごした時間が日に日に増えていくことになるのです。

春樹にとって、桜良は病院で出会うまでは、ただのクラスメイトの女子とい関係でした。

しかし春樹は桜良と出会い、過ごす時間が増えることで、”桜良”と言う存在が大切なものへと変わってきたのです。

春樹が桜良を名前で呼ばなかった理由

星の王子さまでは、地球で出会ったキツネとお別れをするときに、王子さまは、

「別れるなら仲良くならなければよかった」

と言ったことをキツネに対して言っています。

劇中では、春樹が桜良の名前を呼ばなかった理由が、この「別れるなら仲良くならなければよかった」と言う意味合いと似ているように感じます。

劇中で春樹は、桜良のことを一度も名前で呼んではいませんでした。

その理由については、桜良の最後の手紙で次のように綴っています。

「病院に忍びこんでくれたとき、気づいたんだ。いずれ喪うしなうって分かってる私を、友達や恋人、君の中の特別な誰かにしたくないんだって。」

つまり、春樹は、膵臓の病気で死んでしまうとわかっている桜良だからこそ、仲良くなって、失ってしまう悲しみを感じることをしたくなかったのです。

だからこそ、春樹は星の王子様のような悲しい思いをしないようにと、桜良の名前を呼ばなかったのかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、映画「君の膵臓をたべたい」で桜良が”僕”に星の王子さまを貸した理由について解説しました!

・「君の膵臓をたべたい」に登場する「星の王子さま」はストーリーと関係があった

・春樹≒星の王子さま、桜良≒バラまたはキツネという関係性があった

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