【君の膵臓をたべたい】くん呼び主人公の名前の理由は?新たな伏線や原作との違いについても

映画・アニメ

2017年に公開の映画「君の膵臓をたべたい」

2016年本屋大賞で第2位となった住野よるの大ヒット同名小説を実写化した作品です。

作中では、桜良は”僕”のことを「仲良しくん」「仲のいいクラスメイトくん」など”くん”呼びしていました。

そこで今回は、「君の膵臓をたべたい」の「僕」の本当の名前はなんなのか、また名前が伏せられている理由についても解説します!


【君の膵臓をたべたい】くん呼び主人公の名前の理由は?

主人公・僕の名前は”志賀春樹”

https://twitter.com/mnmkmsi28/status/899952268773965824?s=20

主人公・僕の名前は「志賀春樹」といいます。

原作でも触れられていましたし、映画の最後、桜良の遺書でも「春樹と呼ぶね」と明言されていました。

映画でもほとんど名前で呼ばれることがなかった”僕”ですが、原作の中でも本名で呼ばれることはなく、本名が出てきたのは一度だけ。

それは、桜良がなくなった後、桜良の家を訪れた際にお母さんと会話の中ででした。

「そうだ、したの名前はなんていうの?」

お母さんの何気ない質問に、僕はきちんと振り返り、答えた。

「春樹です。志賀春樹、といいます」

このように、主人公にはちゃんとした名前があったにも関わらず、最後の最後まで名前を呼ばなかったのは何故なのでしょうか?

僕が”くん”呼びの理由は原作のなごり?

映画の中では、桜良からは「仲良しくん」や「クラスメイトくん」と”くん”呼びされていました。

しかし、原作では、実際に桜良が「地味なクラスメイトくん」と呼んでいるわけではないのです。

原作で、春樹は自分の名前が呼ばれる時に、相手がどう思って呼んでいるのかを想像して自分の領域を守ろうと身構える癖があり、【 】内の言葉で示されています。

つまり、桜良は実際には名前を呼んでいるのに、主人公の”僕”がそれに勝手にフィルターをかけて、「地味なクラスメイトくん」というふうに受け取っているんです。

これは、実名を伏せる手段として原作者が利用しています。

また、原作では主人公”僕”の名前は最後の最後まで伏せられます。

実はこの「名前」こそがこの物語における鍵となるから。

続いて、原作での「名前」が持つ意味について解説していきます。

春樹と桜良の名前の意味とは?

https://twitter.com/k40706140k/status/1256585857357643779?s=20

主人公の名前・春樹(はるき)。

春の樹といえば、「桜」です。

このことから原作では「桜=春の樹」という関係が成り立ち、2人が一心同体であることを示しています。

また、もう一つ「春の木」といえば、「梅」があります。

桜良の好物は梅酒であり、梅の名所である大宰府天満宮は2人の思い出の地に選ばれていました。

博多はモツ鍋も名物で、桜良がもともと内臓を食べるのが好きだったということも、焼肉デートで片っ端から内臓を注文するシーンに次いで示されています。

このように、この作品は原作者の名前に対するこだわりがとても強い作品なのです。

ただ、このような文字の仕掛けは小説だからできることであって、映像ではできません。

だからこそ、映画では桜良がストレートに「地味なクラスメイトくん」と呼んでいたんですね。

【君の膵臓をたべたい】新たな伏線や原作との違いは?

文字による仕掛けができない代わりに映画では新たな伏線が用意されていました。

それは、入院が長引くとわかり、桜良が不安のあまり春樹に電話するシーン。

桜はね、散ったふりして咲き続けてるんだって。

散ったように見せかけて、実はすぐ次の芽をつけて眠ってる。

散ってなんかいないの。みんなを驚かせようと隠れてるだけ。

そしてあったかい季節になったら、また一気に花開くの。

この言葉通りに、桜良は通り魔事件から12年経った後に、図書館に隠しておいた手紙で春樹を驚かせることになるのです。

また、原作には12年後を描いたストーリーはなく、映画オリジナルのストーリーで春樹が手紙を見つけるシーンはありません。

また、ガムくんにも名前が付けられており、原作ではガム君と恭子は結婚していませんでしたが、映画では付帯rの結婚式のストーリーも追加されていました。

まとめ

いかがだったでしょうか。
そこで今回は、「君の膵臓をたべたい」の「僕」の本当の名前はなんなのか、また名前が伏せられている理由についても解説しました。

小説ならではの仕掛けが映像ではできなかったからこそ、少し違和感を感じるような演出になっていたんですね。

ただ、原作とは違い、新たなストーリーも加わっていて、素敵なストーリーになっていましたね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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