2002年に公開された映画「ハリポッターと秘密の部屋」
ホグワーツ魔法魔術学校の2年生となったハリー・ポッターが、親友とともにホグワーツ城で起こった「秘密の部屋」事件を解決するまでの1年間を描いています。
作中では、ハリーは自分にしか聞こえない”謎の声”に導かれるようにして学校中を探索。
その際、血で書かれた文字と、石化されたフェルチの猫ミセス・ノリスの無残な姿を発見しました。
その文字の意味となんのために壁に血文字をつけたのでしょうか？
また、ハリーは蛇語を話せたり、秘密の部屋に入れたりとスリザリンの後継者とも取れる行動をとっていました。
結局ハリーはスリザリンの後継者なのでしょうか？
そこで今回は、「ハリポッターと秘密の部屋」の血文字のメッセージの意味と、ハリーはスリザリンの後継者なのかについて解説していきます。
【ハリーポッター秘密の部屋】血文字の意味は？
壁の血文字のメッセージは何が書かれていた？
ハリーが学校の中を探索中に見つけた、壁に描かれた血文字のメッセージは次のようになっています。
The Chamber of Secrets has been opened.
Enemies of the Heir, beware.
「秘密の部屋は開かれた。継承者の敵よ、用心せよ」
続いて、このメッセージを書いた理由について解説していきます！
血文字のメッセージを書いた理由は？
グロスター大聖堂がロケ地となったシーン
《秘密の部屋 編》・『秘密の部屋は開かれたり 継承者の敵よ 気をつけよ』の血文字
・上記の壁の前に ハリー達が居合わせた時 運悪く大勢に見つかる
・さらに血文字が書かれる
・ジニーが秘密の部屋に連れ去られたことを聞いてしまう#nhm英国旅 pic.twitter.com/w1qczlLQcz
— NHM (@PerseusEvans943) October 24, 2020
ジニーに血文字のメッセージを書かせた理由は、ハリーを秘密の部屋を探し出すように挑発して、おびき出すため。
誘き出したハリーを、大蛇（バジリスク）に襲わせて殺そうとしたのです。
そして、ヴォルデモートは作中でハリーに次のように語っています。
「穢れた血の連中を殺すことは、もう僕にとってはどうでもよいことなのだ。この数ヶ月間、僕の新しい狙いは―君だった」
なので、この時点でもうマグル生まれのことは、あまり気にしていなかったと言ってもよいでしょう。
確かに、マグル生まれがいなくなって、ハリーも殺してしまったら、ヴォルデモートはとても喜んだでしょうけど….
そして、次にハリーはスリザリンの継承者かどうかです。
この話を考えるのはとても難しいのですが、一言で言うと、ハリーはスリザリンの継承者ではありません。
そして、ハリーはスリザリンの血統ではありません。
ハリーはスリザリンの後継者？
もしも組み分け帽子が鬼畜だったら
ハリー「スリザリンは嫌だ…スリザリンは嫌だ…スリザリンは嫌だ…」
組み分け帽「ほぅスリザリンは嫌かね、、、、、、、、、、、、、、、、じゃあスリザリン！！！！」#みんなでハリポタ pic.twitter.com/yyDJyGYY0o— どらいぶ (@drive_218) October 23, 2020
蛇語（パーセルタング）を話すことができたり、秘密の部屋を開けられたりと、スリザリンの後継者と思った人も多いのではないでしょうか？
個人的な結論をお伝えすると、ハリーはスリザリンの後継者ではありません。
しかし、作中でも学校のみんなは初め、ハリーをスリザリンの後承者だと思っていました。
スリザリンの後承者はパーセルタングを話せなければいけません。
スリザリンの継承者でなければ、ハリーはスリザリンの子孫ではないのに、なぜパーセルタングが話せたのでしょうか。
ダンブルドアの考えでは、ヴォルデモートがハリーにその稲妻の傷を負わせた日、自分の力の一部をハリーに移したのです。
その自分の力の一部によってハリーはパーセルタングが話せるように。
その時、ハリーは「ならば、僕はスリザリンに入らなくてはならなかったんだ。」と言いました。
でも、ダンブルドアはこう言ったのです。
「君はスリザリンに入れる資質をもっているが、それでも、組み分け帽子は君をグリフィンドールに入れた。君はその理由をしっているだろう？」
そこでハリーは、「帽子が僕をグリフィンドールに入れたのは、僕が願ったからなんだ。」と。
そして、ダンブルドアは「それだからこそ、君がトム・リドル(ヴォルデモート)と違う者だという証拠になるのじゃ。」と語っています。
このことから、ハリーは、ヴォルデモートと違う者であり、スリザリンの後継者ではないと言えるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、「ハリポッターと秘密の部屋」の血文字のメッセージの意味と、ハリーはスリザリンの後継者なのかについて解説しました！
血文字のメッセージはハリーを秘密の部屋におびき寄せるためのものでした。
また、ハリーはパーセルタングが話せるものの、それは、ヴォルデモートの力を一部受け取っていたから。
ハリーはスリザリンの後継者ではありませんでしたね。
ハリーポッターはかなり奥が深い作品なので、何度もみる必要がありそうです。。。
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