【打ち上げ花火下から見るか横から見るか】タイトルの意味は?原題と違う理由についても 

アニメ

2017年公開の映画「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」

「もしも、あのとき…」「もう一度、時間を戻せたら…」と主人公の典道は不思議な球体の力で、“もしも”の世界を廻ります。

「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」という話題で盛り上がっていましたが、そもそものタイトルの意味はなんなのでしょうか。

また、今作は原作の岩井俊二監督のドラマ「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」のリメイク版になっており、実は原題は別のタイトルだったのです。

なぜ原案のタイトルが変わってしまったのでしょうか。

そこで、今回は「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」のタイトルの意味と原題が変わった理由について解説します!


【打ち上げ花火下から見るか横から見るか】タイトルの意味とは?

作品のキーワードは”丸”

タイトルにもなっている「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」

この意味については諸説ありますが、個人的には恋愛や空想との比喩になっていると思っています。

作中では頻繁に「花火はどこから見ても丸いの?」という問いかけが出てきていました。

この問いかけと「丸」という形が作品にとって重要なキーワードになっているんです。

作中では「花火は丸い派」「花火は平べったい派」の2つの派閥に分かれています。

実際のところ、花火はどこから見ても丸いというのが紛れもない事実です。

ただ、この作品では「丸い花火」「完全な丸」が真実(事実)、「平べったい丸」は空想という対比を表しています。

作中でも、ボールを投げた後、空想の世界では花火が平べったいですし、変な形です。

打ち上げ花火のタイトルの本当の意味とは?

タイトルでもある「下から、横から」という部分、これは角度の話を表現しています。

上記でも少し触れましたが、「丸い花火」「完全な丸」というのは、どうあがいても同じ形、それを変えることはできない「現実」の世界を表現しています。

作中では、水泳で負けて、なずなから花火に誘われなかった世界や、最後ボールが砕け散った後に現実に戻った世界のこと。

反対に「平べったい花火」というのは好きな角度から見て無限に形を変えられる「空想」の世界を表現しています。

これはボールを投げた後の偽物の世界です。

この考え方から、タイトルを別の言い方をすると、

「花火って、下でも横でも同じだけど、もしも平べったかったらどこから見る?どう空想する?」

と表現できます。

つまり、現実は変わることはないけれど、もしもの世界に行けるとしたら、あなたならどんな世界を見る?と視聴者に提示しているんですね。

ただ、映画という作品の時間の関係上、省略してしまう部分も多く、なかなかその意図が視聴者に伝わらなかったのも事実。

このような意味が含まれていると視聴者に伝われば、より楽しめる作品になったかもしれませんし、酷評も少なかったと思います。

【打ち上げ花火下から見るか横から見るか】原題と違う理由は?

映画「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」は元々ドラマで放送されていた作品のリメイク作品です。

原作は「if もしも」というオムニバスドラマシリーズ(1993年8月26日放送)がオリジナル。

もともと、監督の岩井さんは原作のタイトルを「少年たちは花火を横から見たかった」というタイトルにしていました。

しかし、この「if もしも」というドラマシリーズの各回のタイトルが「〜するか、〜するか」という形での縛りがあったため、原案のタイトルが、今のタイトルに変更になったんです。

ちなみに、他の作品のタイトルとしては、次のようなものがあります。

  • 結婚するなら金持ちの女かなじみの女か
  • 彼女がすわるのは左のイスか右のイスか
  • あるフェミニスト課長の秘書選び 美人かブスか
  • イジメっ子と親友・どちらの同窓会に行くべきか

タイトルだけ見ても異色な雰囲気を醸し出していますね。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」のタイトルの意味と原作との内容が違う理由について解説しました!

タイトルに含まれた意味を読み解くのはなかなか難しい作品でしたね。また、原題が違うものだったというところも驚きですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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