【今夜ロマンス劇場で】カイロの紫のバラのパクリ?ローマの休日や他のオマージュ一覧まとめ!

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映画を通じて惹かれあい恋に落ちるお姫様と青年のラブストーリーが素敵な「今夜、ロマンス劇場で」

そのストーリの内容から、「カイロの紫のバラ」や「ローマの休日」のパクリなのでは?とも言われています。

今回はあらすじを元に、実際に「カイロの紫のバラ」や「ローマの休日」のパクリなのか、またオマージュと言われている他の作品についてもまとめてご紹介します!


【今夜ロマンス劇場で】はカイロの紫のバラのパクリ?

あまりに似すぎた作品の設定

「今夜ロマンス劇場で」と非常に似ていると言われる「カイロの紫のバラ」のあらすじは次のようになっています。

舞台は1930年代のニュージャージー州。妻のセシリア(ミア・ファロー)はウェイトレスをして、失業中の夫モンク(ダニー・アイエロ)との生活を支えている。

惨めな生活とモンクとの愛のない結婚から逃れるため、セシリアは映画館に通っているのだが、今上映されている「カイロの紫のバラ」という映画に彼女は夢中になっているのだった。

「カイロの紫のバラ」の登場人物トムと、トム役を演じる俳優のギルの二役をジェフ・ダニエルズが演じている。トムは第四の壁を破り、白黒のスクリーンからカラフルな現実の世界へ現れる…(続く)

引用:wikipedia

この作品のあらすじはまず、映画監督への夢を持ち、足繁く映画館「ロマンス劇場」に通う青年、健司が戦前のモノクロ・フィルム「お転婆姫と三獣士」に登場するお姫様、美雪に恋をしてしまいます。

そして、奇跡が起き、美雪がモノクロのまま実体として健司の前に出現。そして2人は恋に落ち。。。という設定でした。

この”映画のヒロインが現実世界にやってくる”という設定について、実は1985年に公開されたウディ・アレン監督の「カイロの紫のバラ」とそっくりなのです。

「カイロの紫のバラ」では、夫を支えるセシリアが夢中になっていた「カイロの紫のバラ」という映画の登場人物が現実世界に現れるという設定。

男女の関係性は違うものの、映画の住人が現実世界に登場するという設定は全く一緒です。

また、健司は映画を見ることで現実逃避していましたね。

「カイロの紫のバラ」のセシリアも同様に実生活に行き詰まりを感じて、映画で現実逃避をしており、そう言った点から一部の人からは「パクリなのでは?」との声もあったようです。

パクリなのでは?との意見多数

https://twitter.com/pag_pag/status/963856149442314240?s=20

やはり映画の登場人物が現実世界に登場し、主人公と恋に落ちるという設定について、似ている、パクリじゃない?といった声も多いようです。

【今夜ロマンス劇場で】モデルはローマの休日?

「今夜、ロマンス劇場で」は映画監督を夢見る青年の牧野健司とスクリーンの向こう側のモノクロ映画の王女様美雪、つまり、一般庶民と王女の格差恋愛です。

この構図は、オードリーヘップバーンの名作「ローマの休日」にそっくりです。こちらもあらすじを簡単にご紹介します。

ヨーロッパきっての古い歴史と伝統を持つ某国の王女アンは、ヨーロッパ各国を表敬訪問中であった。

最後の滞在国であるイタリアのローマで、過密なスケジュール、疲労感と自由のない生活への不満により、ついにアンはヒステリーを起こしてしまう。

その夜、密かに城を抜けだした王女は、直前に打たれていた鎮静剤のせいで、無防備にも路傍のベンチでうとうとし始める。

そこに通りかかったのが、アメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーだった。見かねて介抱するうち、いつの間にか王女はジョーのアパートまでついて来てしまう。

眠くて仕方のない王女は、詩を朗読して寝てしまう。

翌日の昼になって、彼女の素性に気づいたジョーは、王女の秘密のローマ体験という大スクープをものにしようと、職業を偽り、友人のカメラマンであるアーヴィングの助けを得て、どうにか王女を連れ歩くことに成功する。…(続く)

引用:Wikipedia

ローマの休日では、新聞記者と某国の王女ということで、現実の世界の住人どうしが恋におちるという点では異なっていましたが、格差恋愛の設定については、インスピレーションを受けたに違いありません。

また、序盤のゴージャスなドレスに、きらびやかなティアラをつけた姿は、ローマの休日の王女そのもの。

実際にそう言った声も上がっていました。

https://twitter.com/hiroharu0330/status/1180666240727019520?s=20

非常に似ていますね!

【今夜ロマンス劇場で】オマージュと思われる作品一覧

今回、「カイロの紫のバラ」と「ローマの休日」をメインに取り上げてきましたが、このほかにも各シーンでオマージュなのでは?と感じる作品がいくつかあります。

  • カイロの紫のバラ(現実世界に映画の登場人物が飛び出てくる)
  • ニュー・シネマ・パラダイス(現実世界に映画の登場人物が飛び出てくる)
  • ローマの休日(庶民と王女の格差恋愛)
  • バックトゥーザ ヒューチャー(映画館に雷が落ちるシーン)
  • タイタニック(ラストの浜辺を歩くシーン)
  • また逢う日まで(ガラス越しにキスするシーン)
  • オズの魔法使い(古いお姫様映画から抜け出た設定)
  • 狸御殿(狸などがお姫様の相棒という設定)
  • 隠し砦の三悪人(おてんば過ぎるキャラの美雪)
  • 蒲田行進曲(俊藤龍之介が銀ちゃん風)
  • メリーポピンズ(全体的な作品の雰囲気)

このようなオマージュの他にも、 実際の映画で登場していたのは、ハンフリー・ボガートの「君の瞳に乾杯」の名台詞でおなじみの「カサブランカ」

映画館の壁に貼ってありましたね。ラブ・ロマンスの傑作中の傑作といわれる作品を使っているのはこの作品が、ロマンスの定番だということを言いたかったのでしょうか?

確かに、最後まで見て思ったことは、本当にピュアなロマンス映画だなということ。ただ、細かいところまで気になる私としては、健司と美雪が触れた後のストーリーも気になってしまいました。

あなたはいかがだったでしょうか?

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「カイロの紫のバラ」や「ローマの休日」のパクリなのか、またオマージュと言われている他の作品についてご紹介しました。

いろいろな作品のいいとこどりと言った印象の今回の作品。あなたも共感できる作品が一つはあったのではないでしょうか?

こんな作品のオマージュもあったということがあれば、ぜひ、コメントなどで教えてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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