【打ち上げ花火下から見るか横から見るか 】もしも玉の正体は?ガラス玉の裏話や伏線についても

アニメ

2017年公開の映画「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」

「もしも、あのとき…」「もう一度、時間を戻せたら…」と主人公の典道は不思議な球体の力で、“もしも”の世界を廻ります。

作中の表現は抽象的な描写が多く、様々な解釈ができ、何が正しいのかわかりにくい作品でした。

特に、作品のキーでもある”もしも玉”の捉え方は、初見ではなかなかわかりづらいものがありました。

そこで今回は「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のガラス玉の正体と作品に隠された裏話や伏線について解説していきます!


【打ち上げ花火下から見るか横から見るか 】もしも玉の正体は?

もしも玉の正体はタイムリープ装置?

物語のキーになる物であるにもの関わらず、特に説明もなく、物語が進んでしまいます。

この玉は投げることで時間が巻き戻っているように見えますが、厳密に言えば、違います。

この際、時間が戻っているのではなく、典道の想像した「もしも」の世界に飛んでいるのです。

そのため、この玉は「時をかける少女」のクルミのようなタイムリープ装置とは異なります。

また、最後、花火師のおじさんがその玉を尺玉のように打ち上げて、不思議な玉はこわれてしまい典道の「もしも」の世界が消えていき、現実に戻ります。

映画の後半では典道の想像の世界がガラスの破片のようになって壊れていく描写がありますが、その破片に典道の想像した「もしも」の世界がいくつも写ります。

そこに映ったいくつもの想像のパラレルワールドのようなものを典道となずなの二人は飛び越えていったとういことでしょう。

つまり、あの玉は「もしも」世界に飛ぶことのできるものだったということですね。

ラストで典道がいないのはもしも玉のせい?

https://twitter.com/KawasakiOmiya/status/987308359526244352?s=20

玉を投げた先の世界は空想世界ですが、最後にはその空想世界は壊れて現実に戻ってしまいました。

現実世界に戻ってから、新学期が始まるシーンがありました。

このラストのシーンではヒロインのなずなは転校したのか、いませんでした。

また、典道ですが、ラストのシーンでは彼も同様に教室にいませんでしたね。

これはある種のメタファー(隠喩)で典道となっていると個人的に考えています。

SNS上では、2人は駆け落ちを成功させたのだろうという見解もありましたが、現実世界に戻ってきているということを考えると少し弱いのではないでしょうか。

典道のラストについては別の記事で詳しく深掘りしているのでぜひそちらもご覧ください。

>>【打ち上げ花火下から見るか横から見るか】結末の意味は?典道は最後どこ行ったのかについても

【打ち上げ花火下から見るか横から見るか 】の伏線や謎について

風力発電機の意味は?

作中では、正面からの風力発電機が写るシーンだけではなく、横や下のアングルからの風力発電機が写ります。

想像していただければわかると思いますが、横や下からみると円形ではなく平べったく見えます。

これが何を意味しているのかというと、「みる角度によって見え方が違ってくる」ということを暗に示しています。

平べったい花火を何度も作中で描くわけにはいかないので、こういう演出でタイトルに合う世界観を作っていたんです。

タイトルの打ち上げ花火の意味は?

タイトルにもなっている打ち上げ花火ですが、本編のストーリーにおける意味としては、「丸」を意識させるものとして登場しているのだと思います。

詳しくは別の記事(【打ち上げ花火下から見るか横から見るか】実際には丸いor平べったい?タイトルの意味についても)で詳しく解説していますが、花火の形によって現実か空想の世界かを分ける判断材料となっているのです。

これは先ほど紹介した風力発電機や学校の螺旋階段などともリンクしており、初見ではそこまで理解するのはなかなか難しいのではないかなと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のガラス玉の正体と作品に隠された裏話や伏線について解説しました。

全体的に明言していないところや比喩表現が多く、「意味不明」となってしまう人も多かったのではないでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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