【ルパン三世TheFirst】時代設定はいつ?アーネンエルベやヒトラー生存説についても

アニメ

2019年に公開された映画「ルパン三世 THE FIRST」

みなさんご存知、モンキー・パンチ先生原作のアニメ「ルパン三世」の劇場版第10作目にあたり、シリーズ初の3Dアニメーション作品です。

本作は、第二次世界大戦のフランスが始まりの舞台となっており、ルパン達の舞台はそれから十数年後のフランスを描いています。

始まりが第二次世界大戦ということで、「ナチス」や「ヒトラー」など歴史に詳しくない人にとっては少し難解な部分もあったのではないでしょうか?

また研究機関「アーネンエルベ」の存在や「ヒトラー」についてもあまり詳しくない人もいたのではないでしょうか?

そこで今回は、「ルパン三世 THE FIRST」の時代設定や研究機関「アーネンエルベ」またヒトラーの生存説について解説します!


【ルパン三世TheFirst】時代設定はいつ?

始まりは第二次世界大戦

本作の始まりは第二次世界大戦時のフランスなので、年号で言うと1940年ごろ。

考古学の権威であるブレッソン教授は、古代兵器の在り処を記す「ブレッソンダイアリー」とブローチを娘と婿、孫娘に託し、逃亡させました。

その後ブレッソン教授は自宅に侵入してきたナチス兵の凶弾により亡き人となってしまいます。

逃亡に成功した夫婦もすれ違ったナチスの車による激しい攻撃を受け、最後はトラックと衝突。

夫婦は事故死してしまいますが、孫娘のレティシアだけは奇跡的に生還することができたのです。

そしてナチスの車に乗っていたランベールも事故に巻き込まれ足を負傷しながらもレティシアが持っていたブローチを奪ってその場から逃走しました。

ルパン達の時代設定は1960年代?

ブレッソンダイアリーが、とある博物館で開催されている「ブレッソン回顧展」で披露されることになったのは、第二次世界大戦から数十年後。

作中でブレッソン教授の孫娘レティシアが大学受験を考えていたことを考えると、約20年後の1960年頃のことだと思われます。

ブレッソン回顧展では、ナチス・ドイツの総統、アドルフ・ヒトラーが追い求めた、宝の在処が記された書物『ブレッソン・ダイアリー』を巡り、ルパン三世とレティシアが対決。

その後、ナチスの残党達と宝をめぐって対立していくこととなります。

【ルパン三世TheFirst】アーネンエルベやヒトラーの生存説について

研究機関アーネンエルベとは?

作中では、ブレッソン教授の他にもう一人、ブレッソンダイアリーを狙う、ランベール教授という人物が登場します。

ランベール教授は、ある研究機関の創立メンバーとして紹介されますが、その研究機関こそ「アーネンエルベ」。

アーネンエルベはドイツ語では「Ahnenerbe」。

Ahneは先祖、erbeは遺産を意味していて、先祖の遺産、つまり考古学の研究機関を表しています。

アーネンエルベの研究分野は考古学以外にも、社会科学や自然科学など、多岐にわたったそうです。

この研究機関アーネンエルベを創設したのは、ナチスの親衛隊(SS)のトップ、ハインリヒ・ヒムラー。

ヒムラーはナチス・ドイツの親衛隊だけでなく、秘密警察ゲシュタポなど、悪名高い組織を統括し、ヒトラーの側近として有名な人物です。

このヒムラ―は徹底した人種差別主義者で、「北方人種」「アーリア人種」の優位性を信じ、先史時代には北方人種が世界を支配していたことを証明させようとしました。

この人種差別主義に対し、学術的裏付けをするために設立されたのが、古代の歴史を扱う「考古学」の研究機関だったのです。

また、ヒムラ―はオカルトにも関心を持っていたため、アーネンエルベでは科学的研究の他にオカルト研究も行われていました。

ヒトラーの生存説は実際にあった?

https://twitter.com/sh41tsu9/status/1290252818327023616?s=20

一般的に、ヒトラーは1945年4月30日、ベルリン市内の総統地下壕で自殺したとされています。

ヒトラーが存命当時、ドイツの敗戦は決定的で、ベルリン市はソ連軍に完全に包囲されていました。

そんな絶望的な環境から脱出するため、ヒトラーはベルリンで救援部隊の到着を待ち続けます。

しかし、いくら待ってもベルリンへ救出に来るはずの部隊が来ない、そんな状況でヒトラーの精神は日に日に病んでいくことに。

そして、最期を悟ったヒトラーは、国民に存在を隠し続けてきた愛人のエヴァ・ブラウンと結婚し、その翌日、二人で壮絶な自殺を遂げるのです。

ここまでが一般的に語られるヒトラーの最期。

しかし、ヒトラーは総統地下壕から脱出し、南米に逃げ延びたという説があるのです。

この説は、ヒトラーは密かにベルリンを脱出し、Uボートに乗って南米へ逃亡し、その後偽名を使って生活し、南米で死んだというもの。

しかし、2018年にフランスの医学チームがロシアに保存されていたヒトラーの義歯の断片を調査。

その結果、生前ヒトラーが撮った歯のレントゲン写真と一致したことから、ヒトラーは死んだと結論付けられました。

ヒトラー逃亡説は、そのあまりのカリスマ性から「ヒトラーが死ぬはずがない」と考えた人々が作り出した幻想だったのでしょう。

戦後、ヒトラーの遺体の処理はソ連によって行われ、西側諸国は遺体を確認できなかったことも、この説の広がりに拍車をかけたのかもしれません。

本当に生き延びたかどうかは別にして、ヒトラーが後世の人々に与えた影響は途轍もなく大きいということは疑いようがありません。

映画ではこの説に乗っかり、死んだと思われたヒトラーが、実は南米ブラジルで生きていたという設定になっています。

ヒトラーは謎の多い人物なので、詳しいことについて知りたい方は書籍などで調べてみるのもいいかもしれませんね!

失われた悪魔の闇預言者「ヒトラー」の謎 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)

ヒトラーの写真の人物はルパン一世だった?

ネット上ではゲラルドが持っていたヒトラーの写真が「ルパン一世」だったのではとも言われています。

その大きな理由が次の2つ。

  • 作中でルパン一世の生死が明かされていないこと
  • ゲラルとに写真を渡した際ルパンの、一言が写真に写った「ルパン一世」のものだったから

ただ個人的にはこの説については疑問を持っていて、ルパン一世ではないと考えています。

詳しい内容については別の記事(>>【ルパン三世TheFirst】ヒトラーの写真の人物は誰?ルパン一世説についても)でご紹介しています。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、「ルパン三世 THE FIRST」の時代設定や研究機関「アーネンエルベ」またヒトラーの生存説について解説しました!

ルパン達の時代設定としては、第二次世界大戦から約20年ほどたった、1960年頃。

アーネンエルベは考古学の研究機関として実際に存在した機関。

ヒトラーの生存説は実際にあり、その説から作中ではヒトラー生存説に触れていた。

時代背景などと汲み取ってみてみると、またより面白く感じるかもしれませんね!

また、2021年には「ルパン三世」のアニメ放送50周年放送ということで、<アニメ化50周年>プロジェクトか開催されるようなので、この機会に昔のルパン三世シリーズを見返してみるのもいいかもしれませんね!

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