「lion/ライオン~25年目のただいま~」映画は実話?原作との違いやその後のサルーや兄についても

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驚愕の実話を映画化した、涙なくしては見れない感動の話題作映画「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜」。

実話とはいうものの、どこまで本当なのか、は気になるところの一つでもあると思います。

今回は、どこまでが本当でどこからが脚色しているのか、また、サルーのその後についてご紹介していきます!

「lion/ライオン~25年目のただいま~」映画は実話?原作との違いについて

サルーが回送列車に乗った理由

小銭を拾うためにブルハーンプルという駅まで2時間ほどかけて列車で移動したサルーと兄のグドゥでしたが、疲労で寝てしまったサルーをホームに残し、グドゥは1人で小銭探しに出かけます。

劇中では、走行中の回送列車の中で目を覚ましたサルーが、兄を探して無人の列車内をさまよう、という場面がありました。

この点に関しては、事実と異なっており、駅のホームで目を覚ましたサルーは、グドゥが戻って来ないことで気が動転し、兄を探して停車中の回送列車の車内に入ったようです。

列車はサルーを乗せたまま発車してしまい、その後は劇中で描かれていたとおり、車内に閉じ込められたまま現在のコルカタまで1600キロも運ばれてしまったのです。

路上での生活について

コルカタに着いたサルーが保護されるまでの期間は3週間。

その間は、路上で残飯などを拾って食べており、劇中でも触れられていたように、コルカタで使われている言語はベンガル語ですが、サルーはヒンドゥー語しか話せなかったため、大人たちに言葉伝えることができませんでした。

サルーが養子になるまでの過程について

劇中では路上にいるサルーを見かけ気の毒に思った男性が警察署に連れていくシーンがありますが、これも事実とは多少異なるっているようです。

サルーを見かけ気の毒に思った男性が、3日間ほどサルーを自宅に預かった後に、地元の刑務所に連れて行き、その翌日、刑務所はサルーを少年院に移送します。

その後、養子縁組をサポートするNPO法人がサルーを孤児院に移送し、養子縁組の確率を高めるための基礎的な学力や英語、しつけを教え、幸運にもブライアリー家に引き取られることになったのです。

サルーの恋人ルーシーについて

ルーシーはアメリカ人という設定でしたが、実際はオーストラリア人のリサ・ウイリアムズさんという方です。

劇中で演じられていた通り、サルーさんは回線速度が速いリサさんのアパートでグーグル・アースを試すようになり、それをきっかけに、生まれ故郷を見つけたいと強く願うようになったようです。

またGoogle earthを使い始めてから故郷を特定するまでに、約6年かかったようです。

実母との再会について

劇中で1人でガネーシャ・タライに着いたサルーは、自分の生まれた家を見つけますが、そこに母親は住んでおらず、近くにいた男性が、実母との再会を手助けします。

しかし、実際はあたりを15分ほど歩き回っていたサルーが、屋外に立っている3人の女性を見かけ近づいて行き、その中の1人の女性がサルーの母親だと直感的にそれが分かったと語っています。

なお、再会を果たしたサルーと実母のカムラさんですが、オーストラリアのブライアリー家では誰もヒンドゥー語をしゃべれないこともあり、オーストラリアへの移住は断念したそうです。

そのかわり、サルーは毎月100ドルほどのお金をインドの家族に送金し、年に2回は故郷に帰っているそうです。

サルーの額の傷はスイカの事故の傷ではない

サルーが小銭稼ぎにスイカを運ぼうとした時にバイクに跳ねられできてしまった傷をであると描いていましたが、あの傷に関しては、二つの事実を混ぜて描いている創作の話です。

傷自体は、実際は犬に追われて逃げて転んだ時にできてしまった傷で、スイカを運んでいる時にバイクに跳ねられてしまった事件もあり、その二つの話を織り交ぜて話を作り上げたとのこと。

サルーの弟・マントシュの過去について

オーストラリアでの家族に弟として加わった孤児のマントシュは劇中でも精神的に不安定なキャラクターとして描かれているが、
実際にオーストラリアの養子としてやってきた時も反抗的でなかなか周りと馴染めなかったとのこと。

その理由として、マントシュは、彼の母親がどこかへ行ってしまい父親も育てる気がなく、孤児院に送られており、最悪なことに、そこで暴力や性的虐待を受けていたとのこと。

さらに養子縁組の手続きが上手くいかず、オーストラリアのブライトリー一家の元へ行くまで、2年近くもの月日が経過してしまったため、曲がった性格になってしまったようです。

ガネストレイを見つけ出した方法について

劇中では、サルーの育った村「ガネストレイ」(=実名「ガネッシュ・タライ」)をGoogle earthで偶然見つけた形で描かれているが、その点については事実と多少異なっています。

実際には、Google earthで偶然「ガンドワ」というガネストレイから通っていた記憶のある街を見つけ、そこからFacebookにあったガンドワのコミュニティページで 「近くにガネストレイのような名前の村などはないか?」などと質問をしてガネッシュ・タライを見つけたとのこと。

その後のサルーや兄について

サルーのその後と現在の活躍

サルー・ブライアリーさんはその後、オーストラリアに戻り、スーとジョンの家業の手伝いをしているそうです。

また現在では、自身の経験を生かして世界中で講演を行うほか、インドで孤児院の運営、インドからオーストラリアへの養子縁組の支援活動を積極的に行っており、自分のような子供をより不幸から救っているそうです。

また、Google Earthで見つけた、というのが話題になり、Googleでも公演をしたことがあるそうです。

兄・グドゥ以外にも兄がいた!

家族について、劇中ではカムラ(母)グドゥ(兄)シェキラ(妹)とサルーの4人家族のように描かれていますが、実際にはサルーにはもう一人の兄・カルゥがいます。

カルゥはグドゥより年下の次男で、グドゥとサルーが失踪した後は、カルゥが一家を支える男の子として頑張ったようです。

また実母と再会した際にも兄・カルゥとサルーは再会しているとのこと。

 

まとめ

・作中の表現等については、事実と異なる部分も多く、ストーリーの構成上、脚色しているところもある
・実母との再会後、サルー・ブライアリーさんは自身の経験を生かして世界中で講演を行うほか、養子縁組の支援活動を積極的に行っており、兄は実は2人いた

脚色された部分はあるものの、奇跡の連続で実母に会えた事実は本当に感動させられます。その他の詳細については原作の本も読んでみるといいかもしれませんね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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