【タイタニック】ネックレス(宝石)を捨てる理由は？本物の値段と実在・モデルについても

映画・アニメ
2021.05.06

1997年に公開された映画「タイタニック」

若き日のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが出演し、今なお愛される不朽の名作となっています。

劇中では、主演の二人にとって大切なキーアイテムがありました。

それは、ハートの型をした大きなブルーダイヤモンドのペンダント『碧洋のハート』です。

ケイト演じるローズがペンダントを身に着け、レオナルド演じるジャックの描く絵のモデルになったシーンはとても印象的で美しく、観た人の多くに衝撃を与えたと思います。

しかし、映画ラストでは、ローズがネックレスを海に捨てていました。

なぜ、そのような行動をとったのでしょうか。

また、ネックレスの値段や、本当に実在するのかも気になるところです。

そこで、今回は、映画「タイタニック」のネックレスを捨てた理由と、本物の値段や実在するのかについても解説していきます！


【タイタニック】ネックレス（宝石）を捨てる理由は？

老女ローズは、映画の終盤でこっそりと隠し持っていた想い出のネックレス「碧洋のハート」を海に捨てました。

ローズはなぜ、真実を誰にも明かさず、ネックレスを捨ててしまったのでしょうか。

オークションで売られてしまうことを懸念したから

１００歳を超えていたローズにとっては、人生の終わりが近づいていることでネックレスは必要のない物となっていたでしょう。

そのまま持ち続けていては、いつか自分が死んだ後、その思い出話を

付加価値にしてオークションで売られてしまうなんてことも想像することができます。

タイタニックを発見したトレジャー・ハンターのブロック・ロベットらも、ネックレス（お金）が目当てだったわけですし。

さらに、タイタニック号の事故は、戦時中に沈没した船舶を除くと20世紀最大の海難事故でもあるため、

世間にいらないゴシップをまき散らしかねない、火種ともなってしまいます。

老女のローズがそこまで考えていたかはわかりませんが、思い出がお金に変えられてしまうことを嫌がったのかもしれませんね。

ただ、個人的には、なんとか一命を取り留めた後、お金に換金してしまいそうですが。。。（笑）

ジャックとの思い出を永遠にしておきたかったから

劇中ではローズのセリフでとても印象的な台詞がありました。

「女の心は、秘密に満ちた深い海のようなもの。私の記憶の中にだけ、彼は今も生きているの。」

このセリフから、たとえ、写真や思い出のものがなくてもローズの心でジャックは生き続けていたのです。

またローズは自分の家族にすら、ジャックとの事は何も話していなかったようですし、

宝石の真実についても誰にも明かさず、最後まで大切に保管し続けていました。

そんなローズの思いとしては”美しい思い出は、美しいままで終わらせたい”という想いがあったのではないでしょうか？

個人的にも、ローズはジャックとの思い出が詰まったネックレスを、

ジャックの眠る海に封印することで永遠にしたかったのではないかと考えました。

映画の終盤でもローズは、心の中でジャックとの再会を思い描きながら、静かに床に就いて映画は終わっています。

この描写は”美しい思い出は、美しいままで終わらせたい”というローズの想いを表現していたのではないでしょうか？

【タイタニック】ネックレス（宝石）の本物のモデルや値段は？

『碧洋のハート（ハートオブオーシャン）』は架空の宝石のようですが、

映画タイタニックに登場した大きな青いダイヤモンドのモデルとなったであろう宝石は実在しているようです。

”碧洋のハート”のモデルは実在する？

モデルと推測される宝石とは、現在アメリカのスミソニアン博物館に収められている

伝説のブルーダイヤ「ホープダイヤモンド」のようです。

『ホープダイヤモンド』は45.52カラットもある世界最大のブルーダイヤモンド。

日本での婚約指輪に使われるダイヤモンドの大きさは０.２〜０.４カラットが過半数を占めているようなので

とてつもなく巨大なダイヤである事が想像できるかと思います。

ホープダイヤモンドという名称から『希望』を意味するhopeを連想してしまいますが、『ホープ』は人物名。

かつての所有者であるヘンリー・フィリップ・ホープの名前が由来となっています。

所有した人を次々と不幸に陥れ、身につけた人が亡くなったり、破産するという呪われたブルーダイヤモンド伝説でも有名です。

”碧洋のハート”の値段は？

劇中でも印象的な「碧洋のハート」ですが実際の価格はどのくらいするのでしょうか？

ネットなどを調べてみると、「碧洋のハート」は

約2000万ドル、日本円に概算すると約22億7000万円もの価値があると言われています。（参照：golddust.jp/highest-price-40-necklace/）

また22億する「碧洋のハート」を超えるネックレスも存在しており、

「ゴールデン・ジャイアント」というネックレスは６２億５０００万円もの価値があると言われています。

こんなにも高価なネックレスをさらりとプレゼントしてしまうキャルも只者ではないようですね！

本物を買うことはなかなか難しいですが、タイタニック好きな女性には同じモデルの宝石を送るのはロマンチックで素敵ですね！


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まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、映画「タイタニック」のネックレスを捨てた理由と、本物の値段や実在するのかについて解説しました！

・映画「タイタニック」でネックレスを捨てた理由は美しい思い出は、美しいままで終わらせたい”という想いがあったから

・「碧洋のハート」のモデルとなっている宝石は伝説のブルーダイヤ「ホープダイヤモンド」

・「碧洋のハート」のモデルの値段は22億7000万円

 

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