【トイストーリー3】悪役のくまロッツォとは?最後や悲しい過去についても

アニメ

2007年に公開され、大ヒットした映画「トイ・ストーリー3」

「トイ・ストーリー」シリーズで最高傑作と言われていて、涙あり、笑ありの超大作です。

作中では、いちごの香りのするピンクのテディベア・ロッツォが登場します。

見た目は可愛いものの、裏では保育園のおもちゃの独裁者でした。

今回は、そんな可愛い悪役・ロッツォの悲しい過去や最後について解説していきます!




【トイストーリー3】悪役のくまロッツォとは?

悪役のくまロッツォとは?

https://twitter.com/disneystudiojp/status/977158890474192896?s=20

トイストーリー3に登場する、抱き締めると苺の香りのするピンク色のテディベアの名前はロッツォ。本名はロッツォ・ハグベア。

口調が穏やかな老人風のぬいぐるみで、歩くときは杖やおもちゃの車で移動しています。

バズ達がサニーサイド保育園に来た時には、サニーサイドは持ち主のいなくなったおもちゃ達の救済の場であると、説明し歓迎する。

しかし、やさしそうな外見とは裏腹に、実はウッディとバズが訪れたサニーサイド保育園を恐怖政治で支配しているリーダーでもあります。

バズ達は、分別のつかない幼年の「イモムシ組」の部屋で、バズ達はらくがきされたり、舐められたり、腕を取られたりと、やりたい放題にされてしまいます。

一方のロッツォ達は「チョウチョ組」という比較的おもちゃを大事にして、可愛がる子供の部屋でのんびりと過ごしていました。

そして、抵抗するバズを初期化して狂わせたり、保育園からの脱走を許さなかったりと、支配するためには手段を選ばないクマです。

こうした悪行をするロッツォですが、本来は優しいテディベア。

しかし、持ち主に捨てられた過去をキッカケにだんだんと悪の心に染まってしまいます。

公開当時は、ロッツォがウッディやバズが行った行為が酷かったために、「かわいいけど好きになれない。。。」といった方も多かったようです。

ロッツォは日本でも売られていた?

トイ・ストーリー3では圧倒的な悪役として描かれているロッツォ。

実は、1980年に日本でも実際にぬいぐるみは発売されています。

当時日本で発売された際の、商品名は「ハグハグベアちゃん(Lots-o’-Huggin’ Bear)」

名前の通りハグをしたくなるようなぬいぐるみです。作品中でも、ハグをするシーンはたくさんありましたね。

ウッディ達と初対面の時も、ウッディを力強くハグし「私はハグが大好きでね」とあいさつでハグを好むハガーであることを自覚していました。

ぬいぐるみの設定はそのまま利用したようですね!

トイ・ストーリー3の悪役ロッツォの悪行

新入りのおもちゃは使い捨て要員に

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“これにはミノムシさんもトイストーリー3のイモムシ組おもちゃのような末路を辿らずニッコリ”

ロッツォが敷いた独裁政治のルール下では、新入りのおもちゃは自動的に「イモムシ組」という低年齢の幼児クラスへ。

おもちゃの扱いにまだ慣れてない子どもの相手をずっと担当しなければならないのです。

そこでは、落書き、舐める、壊すは当たり前。そんな劣悪な環境に強制的に送られるのです。

そして、一生上のクラスの「ちょうちょ組」には行けないシステムになっていました。

それは彼がサニーサイドを統治するために作った身勝手なルールでした。

恐怖政治の体制を作り上げていた

ロッツォはおもちゃの世界で序列を作り、独裁政治を行っており、側近のおもちゃたちでさえ、彼の支配下にあります。

リーダーであるロッツォは、ビック・ベビーや着せ替え人形のケンなどを部下に従え、自分の気に入らないおもちゃたちを牢獄(おもちゃの棚)に入れるなど、まるで囚人扱い。

本作でも、口応えをしたミスター・ポテトヘッドを砂場に追いやったり、バズたちが牢獄から逃走しないように部下たちに見張らせるなど、見事な悪役っぷりを発揮しています。

ロッツォの焼却炉でのありえない裏切り

本作のラストシーンで、ロッツォはウッディたちと一緒にゴミ焼却炉に放り込まれてしまいます。

ロッツォは運よく階段を登り、炎が待つベルトコンベアーの停止ボタンの位置に到着します。

ここでウッディに助けてもらった恩返しをすると思いきや、「アンディは助けに来るかな、保安官」と言ってその場を立ち去ってしまうのです!

しかし、その後は天罰が下るように、ゴミ処理場のスタッフによってトラックにくくりつけられ持ち去られてしまいました。

これは「トイ・ストーリー2」の悪党プロスペクターが空港で女の子に連れ去られてしまうラストとそっくりでしたね。

仲間を騙して道連れに

https://twitter.com/ArajiyeonT/status/333083335653986304?s=20

ロッツォの元々の持ち主であるデイジーが新しいぬいぐるみを購入したことから、自分は捨てられたと悟ったロッツォ。

「俺たちは捨てられたんだ!」と言い、無関係のビック・ベビーとピエロも巻き添いにしてデイジーの元を離れます。

しかし実は新調されたのはロッツォだけ。

無関係のビック・ベビーたちを騙してデイジーの元に帰れないようにしていました。

自分が傷つくだけならまだしも、そのショックを他者を騙してまで共有して、道連れにするロッツォはかなり悪どいです。。。

>トイ・ストーリー3の悪役ロッツォの悲しい過去とは?

最悪なイメージしかないロッツォですが、元々はかわいいくまのぬいぐるみでした。

実は彼がこんな悲しい性格になってしまったのは、とても悲しい過去があったからなのです。

ロッツォには過去にデイジーという持ち主がいて、彼女はロッツォをとても大事にかわいがっていました。

ところがある日、公園で遊んでいたデイジーはロッツォと赤ちゃんの人形(ビッグ・ベビー)を手違いで置き忘れてしまいます。

その後、ロッツォが自宅に帰るとデイジーは親に買ってもらった新しいロッツォを嬉しそうに抱きかかえている姿が。

この光景を見たロッツォは酷くショックを受け、性格がどんどん歪んでいくようになるのです。

そして行き場をなくしたロッツォとビッグ・ベビー、ピエロが辿り着いたのはサニーサイド保育園。

そして、ここでロッツォは「おもちゃはいつか捨てられるものだ」と決めつけ、あたらしい場所で独裁政治を作りはじめたのです。

トイ・ストーリー3の悪役ロッツォの最後やその後は?

ロッツォの最後は?

ロッツォは、ビッグベビーの報復で、焼却炉に行くことになります。

脱出を図ろうとしていたウッディ達はリトルグリーンメンを救出しようとします。

しかし、その際、ロッツォに引っ張られ、ウッディ達もゴミ箱の中へ落ちてしまいます。

ゴミ捨て場へ連れていかれ、焼却炉のレーンで焦るおもちゃ達。

その際、ロッツォがレーンの停止ボタンを見つけ、ボタンを押すことになったのですが、みんなを踏み台にしてひとり逃げ出してしまいます。

ウッディ達は奇跡的に、リトルグリーンメンのクレーン操作のおかげで助かることに。

そして、ロッツォは、ゴミ収集車の運転手に

「このぬいぐるみ、ガキのころ持っていたんだ!イチゴの匂いがする!」

と拾われて、そのままゴミ収集車に針金でぐるぐる巻きに固定されてしまいます。

そのまま、ゴミの匂いや砂埃にまみれ、ゴミ収集車の飾りとなってしまいました。

ロッツォのその後は?続編で登場する?

ロッツォのその後については、現状明確な事実があるわけではありません。

ただ、今回、ロッツォはゴミ収集車にくくり付けられるという雑な扱いは受けたものの、一応新しい持ち主に出会うことはできています。

そのため、誰にも相手にされず、そのまま焼却炉に捨てられるよりかは、多少ですが希望があるのではないでしょうか。

もちろん、ゴミ収集車のフロントにつけられたまま、雨風に晒されることを考えるとそれはそれで残酷にも感じるかもしれません。

ただ、おもちゃにとっての1番の恐怖は誰からも必要とされなくなることだと思っています。

そのため、ロッツォとしては不本意な形ではあるものの、誰かの必要とされているという点では、捨てられるより希望があるのではないでしょうか

また、続編での登場について、こちらも公式の発表があるわけでははいですが、どこかに登場するのではないでしょうか。

これまでにもトイ・ストーリー1の悪役であったシドがトイ・ストーリ−3で登場していたように、作品の本筋とは大きく関わってこないにせよ、登場することも考えられます。

また。トイストーリー4では、作中にロッツォと一緒にゴミ収集車にくくり付けられていたカエルのおもちゃが登場しているので、そう言ったことから考えると今後の登場も大いにあり得るのではないかと思います。

今後、トイ・ストーリーの続編が公開される際には、そういったところにも注目してみると面白そうですね!

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は見た目は可愛い悪役・ロッツォの悲しい過去や最後について解説しました。

ラストのゴミ収集車のシーンでは、かなりの悪事を働いたロッツォにはいい天罰だという意見も多く、最後の最後まで改心しないところがダメだといった声もあったようです。

個人的にもロッツォはトイストーリーの中でもかなりの悪役ぶりだったと感じましたし、ぜひ、ゴミ収集車のフロントで反省し、改心して欲しいですね。

あなたはロッツォについてどう感じたでしょうか。ぜひコメントで教えてくださ^^

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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