【パラサイト半地下の家族】奥さんの時計回りやドラッグの意味は?ラブシーンから考察!

映画・アニメ

2019年に公開された映画「パラサイト 半地下の家族」

本作は、韓国の名匠ポン・ジュノ監督による予測不能のジャンル超越エンターテインメント作品となっています。

劇中では、庭で1人キャンプをするダソンの様子を見守りながら、ソファでくつろぐパク夫婦。

2人が良い雰囲気になると妻・ヨンギョが「時計回りに触ってほしい」や「ドラッグを買って」とパク社長(ドンイク)に話すシーンがあります。

一見妻の性癖にも感じられるシーンですが、作中全体の描写を見てみると不思議とそれだけではなさそうなのです。

そこで今回は、「パラサイト 半地下の家族」のラブシーンの”時計回り”や”ドラッグ”の意味とともに、ラブシーンの意味についても考察していきます!


【パラサイト半地下の家族】奥さんの時計回りやドラッグの意味は?

”時計回り”はヨンギョの性癖ではない?

パク夫妻がソファーの上で営みをしているとき、ヨンギョがドンイクに「時計回りに愛撫してほしい」と頼みます。

普通に見れば「ヨンギョの性癖」のようにも見えます。

ただ不思議なことに、劇中では何度も「時計回り」の描写があります。

  • 大豪邸へ続く階段が「時計回り」
  • 地下室のドアを開閉するときもギアを時計回りに回す。

また、それとは逆に「反時計回り」の描写もありました。

  • 元ハンマー投げの選手だったキム家の母・チュンスクが、庭で物を投げた回転方向が反時計回り
  • キム一家が運転手食堂で、バイキングの料理を反時計回りに並んで取る
  • ギテクがドンイクを刺殺し階段を反時計回りに駆け降りる

この描写を見てみると富裕層に関する描写は「時計回り」、貧困層に関する描写は「反時計回り」を表しているように見えます。

今作でのテーマは「格差社会」

そう言った点から考えても、富裕層は時計回り、貧困層は反時計回りというように、地上と地下の生活を対比する表現となっていたのではないでしょうか。

ただ、ポン・ジュノ監督はインタビューで

「観客がこのシーンを見て、”早く終わってくれ”と思ってほしかった」

と語っています。

早く終わってくれ、という状況にいるギテクたちに共感してほしかったのでしょうね。

ただ「時計回り…」というシーンを時間的な観点から見てみると、「時間は戻らない」「何かへのカウントダウン」という意味としても取れそうです。

これらの解釈は人によって意見が分かれるところですね。

ドラッグは富裕層の余裕を意味していた?

「時計回りに…」のシーンでヨンギョは「ドラッグ買って」とセリフします。

「ドラッグ」については、作中の前半でも登場していました。

それは、キム家の父・ギテクが運転手として雇ってもらうために、長女・ギウが計画した作戦でのシーン。

ギウは現運転手がクビになるように仕向けるために、パク社長の車の後部座席のシートの下に、下着を置いていました。

それによって、運転手がパク社長の車で女性と密会をしているという疑いをかけることが狙いでした。

この作戦は見事成功し、運転手はパク社長にバレて冤罪で辞めさせられます。

この時ドンイクは「下着を履き忘れるだなんて、”ドラッグ”でもやっているのだろう」とヨンギョに話します。

このドンイクのセリフから、「ドラッグ=”ヤバいやつ”が使うもの」だと捉えることができます。

ただ、本作のテーマである「格差社会」という点から考えると、”ドラッグ”という違法行為は「富裕層は黙認されるもの」と捉えることもできるのではないでしょうか。

パク夫婦も、全く罪の意識など無い様子でドラッグという言葉を口にしていました。

格差社会において、「富裕層が正義」であり、「貧困層が悪」。

地位と名誉とお金があれば違法行為すらも黙認されるといった富裕層の余裕の表れとも取ることができそうです。

【パラサイト半地下の家族】ラブシーンや性的表現に込められた意味とは?

大雨のために家に戻ってきたパク社長夫婦が、ソファーでラブシーンをする場面がありますが、なぜこれが必要だったのかと思う人もいるかもしれません。

このシーンの会話で、首にしたユン運転手の”パンティ”ないかとか、”ドラッグ”が欲しいとか、表面上はジェントルで上品なパク社長夫婦も軽蔑していたユン運転手と所詮同じだということがわかります。

また、地下シェルターにある”コンドー〇”をわざわざ見せるシーンがあります。

これらは、金持ちだろうが貧乏だろうが、みんな同じ性欲がある人間で、どんなところに住んでいようとも人間の営みがされているのを表現していると考えられます。

さらに、ポン・ジュノ監督ライブトークで、パク夫婦のラブシーンではテーブルの下で聞いているギテクのショットがもっと重要だったと話しています。

このシーンでは、聞いているギテクの心理や精神的な圧迫感に合わせて音楽も調整されているとのこと。

考えてみれば、子どもたちの前で自分の「臭い」について言われたり、夫婦の営みを聞くことになってしまった父ギテクはどんな心境でしょうか。

見ているこっちまで、息が苦しくなるシーンでしたね。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、「パラサイト 半地下の家族」のラブシーンの”時計回り”や”ドラッグ”の意味とともに、ラブシーンの意味についても考察しました!

「時計回り」は富裕層は時計回り、貧困層は反時計回りというように、地上と地下の生活を対比する表現になっており、時間的観点で見ると、「時間は戻らない」「何かへのカウントダウン」という意味としても捉えられますね。

また、「ドラッグ」は地位と名誉とお金があれば違法行為すらも黙認されるといった富裕層の余裕の表れを表現していたのだと考えられます。

今作のラブシーンでは、表面上はジェントルで上品なパク社長夫婦も軽蔑していたユン運転手と所詮同じということを表現していたと考えられますね!

また、「パラサイト 半地下の家族」を監修したポン・ジュノ監督は韓国では有名な監督と知られていて、

「殺人の追憶」や「スノーピアサー」、「ほえる犬は噛まない」などの作品も評価を得ています。

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