カイジ2の姫と奴隷は「女か虎か」が元ネタ?ゲームの結末についても

映画・アニメ

映画「カイジ」シリーズの第2作目『カイジ2 人生奪回ゲーム』。

「チンチロ」「沼」編をベースにしつつも、ストーリーは原作を大幅にアレンジしており、
福本の発案によるオリジナルゲーム「姫と奴隷」が追加されています。

今回はそのオリジナルゲーム「姫と奴隷」の元ネタとゲームの展開についてもご紹介していきます!

カイジ2のオリジナルゲーム「姫と奴隷」とは?

「姫と奴隷」のルール

挑戦者(奴隷)が台に1〜3のかかれた3つのボタンの内、どれか1つのボタンを押すというシンプルなゲーム。

・成功すると姫役の女性がいる扉が開き、莫大な賞金(3000万円)が得られる
・失敗するとライオンのいる扉が開き、襲われるという、命がけのゲーム(奴隷役は台に鎖があり、逃げられない)
・姫役の人間は、奴隷役と少なからず縁のある者が選ばれ、姫役は正解の数字を知り、奴隷に伝える事ができる
・奴隷がライオンの扉を開けて襲われると、姫役は300万円を貰える

このルールだけを見ると姫が奴隷に答えを教え、3000万円を手にした後に山分けをすればいいように思えますが、ここにも少しトリックがあります。

この挑戦者(奴隷)に選出された人間は多重債務者から選ばれるようになっていて、
3000万が手に入ったとしても返済でほぼなくなってしまうようにできています。

そのため、姫は300万欲しさに嘘をつくかもしれないし、逆に裏をかいて本当のことを言うかもしれないため
姫の発言の真偽を見抜くことが必要になります。

カイジの前に挑戦した男(鐘森)の結末

カイジが挑戦する前に、沼に挑戦し敗れた男・鐘森(山本浩司)が奴隷として現れます。

一つの檻の中には彼の恋人(菜葉菜)、別の2つの檻には空腹なライオンが入っています。

姫である恋人は鐘森に番号を伝えます。
鐘森は恋人に「愛してる」と言い相手の教えた番号を押しましたが、開いたのは”ライオン”の檻

まさかの鐘森はライオンに食べられてしまい、恋人は300万を手に入れています。

カイジが挑戦した際の結末

カイジの番では、姫役を石田の娘、裕美(吉高由里子)がやると言う形で始まります。

彼女は「3」を押すように言いました。

しかし、そこで何故かゲームの案内役が声をかけてくる。その男はなんと、エスポワールで出会った策士・船井でした。

何の因果か、船井はエスポワールの後、頭脳労働役として、地上にいる一条の下で働かされていたのです。

船井は「2」を押せとまくし立てる。

見るからに怪しい船井と、一度裏切った裕美を疑う坂崎は、その二人とは別の番号の「1」を押せとアドバイスした。

三人がそれぞれ別の数字を言う為、疑心暗鬼になるも、檻を操作する利根川の

「覚悟を決めてさっさとボタンを押してしまえ」

という言葉を聞き、覚悟を決めたカイジは裕美の言う「3」のボタンを押し、見事生還しました。

一条は裕美の言葉をカイジが信じないだろうと 敢えて本当の番号を言わせたのでした

しかし、実はカイジは裕美を信用したわけではなく、
物語の序盤に利根川がカイジに向かってギャンブルの心得を説いた際、

「1に勇気、2に度胸、3に覚悟だ」

と発言していたのを思い出し、利根川を信じて「3」を押したのです。

カイジ2の姫と奴隷は「女か虎か」が元ネタ?

元ネタはF・R・ストックトンの「女か虎か」と言われていて、あらすじは次のようになっています。

ある国の身分の低い若者が王女と恋をした。それを怒った国王はその国独自の処刑方法で若者を罰することにした。

その方法とは二つの扉の一つを選ばせることである。

・ひとつの扉の向こうには餓えた虎がおり、扉を開けばたちまちの内にむさぼり食われてしまう。
・もうひとつの扉の向こうには美女がおり、そちらの扉を開けば罪は許されて彼女と結婚することが出来る。

王の考えを知った王女は死に物狂いで二つの扉のどちらが女でどちらが虎かを探り出した。しかし王女はそこで悩むこととなった。

恋人が虎に食われてしまうなどということには耐えられない、さりとて自分よりもずっと美しくたおやかな女性が彼の元に寄り添うのもまた耐えられない。

父に似た、誇り高く激しい感情の持ち主の王女は悩んだ末に結論を出し、若者に扉を指差して教える。王女が示した扉は果たして?

非常にカイジの「姫と奴隷」のゲーム内容と似ているところがありますね!

また、この「女と虎か」から発想を得た福本伸之先生は、当初、ライオンではなく虎を使用したかったらしいのですが、
調達できず、ライオンになったとコメントしています。

まとめ

・カイジ2のオリジナルゲーム「姫と奴隷」でカイジは利根川の言葉を思い出し、ゲームに勝利した
・「姫と奴隷」の元ネタはF・R・ストックトンの「女か虎か」と言われており、当初は虎を使用する予定だった

熱いギャンブルが繰り広げられるカイジシリーズ。心理戦的な部分もうまく表現されていて見ていてワクワクしますね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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