【こんな夜更けにバナナかよ】鹿野のその後は?経歴や生涯についても

映画・アニメ

2018年に公開された映画「こんな夜更けにバナナかよ」

進行性筋ジストロフィーという難病を抱える、北海道在住の男性・鹿野靖明を取材したノンフィクション作品です。

劇中では、筋ジストロフィーという難病でありながらも、色んなことにチャレンジして、最後まで夢を諦めず生き抜いた鹿野靖明さんの半生が描かれていました。

エンドロール後では、本人の映像が流れ、終わっていました。

映画の後の実際は、どのような生活を送っていたのでしょうか?

そこで今回は、「こんな夜更けにバナナかよ」のモデルとなった鹿野靖明さんの経歴とともに、その後について解説していきます!


【こんな夜更けにバナナかよ】鹿野の経歴やプロフィール

鹿野靖明のこれまでの経歴

鹿野靖明さんの経歴は以下の通りになっています。

・1959.12.26札幌市生 p.47 筋ジストロフィー
・1972   国立療養所八雲病院に入院 15歳まで
・     北海道立真駒内養護学校(札幌市)高等部卒業(p.144)
・     身体障害者職業訓練校経理事務科入学 1年間簿記、珠算、タイプなどを学ぶ。
・1979.04. 北海道リハビリテーション・センターに訓練生として入所 施設に併設される寮の4人部屋で暮らす(p.144)
・1982?  札幌いちご会に入会アパートで自立
・1983.09.23施設を出る(p.179)
・1984   札幌市白石区のアパートに入居(p.180)
・1986   ケア付住宅に入居 (補欠1位→繰り上げ)
・1987.06. 結婚
・1992   離婚
・1995   人工呼吸器装着
・1995.06.18「介助ノート」始まる 2002.08.10まで95冊 (p.439)
・2002.08.12逝去

参考元:http://www.arsvi.com/w/sy07.htm

筋ジストロフィーという病気は介護なしでは生きていくことができません。

しかし鹿野さんは施設ではなく、介護を受けられる実家ではなく、自立することを選びます。

そして、親に自分の為だけに人生を費やしてほしくない、そして、自分も人として普通に生きていきたい、という希望を無償と有償のボランティアを組み合わせることで実現したのです。

ここに、彼の生きることへの執念や生きることを諦めない、そんな覚悟が感じ取れますね。

鹿野さんの病気や生き方について

https://twitter.com/training_mascle/status/1079241243882749952?s=20

鹿野さんが患った病気である筋ジストロフィーは、全身の筋肉が徐々に衰えてい病気。

鹿野さんの場合も、呼吸器系の筋肉も衰えていった為、30代の頃から人工呼吸器を装着していました。

人工呼吸器を着けていると、器具と器官の間に痰が詰まることがあり、痰を特別な機械を使って吸引する為には、ボランティアが24時間必要。

普通であれば、夜中に些細なことでボランティアを起こすのは気が引けます。

しかし、鹿野さんは、遠慮せずにボランティアを起こしてバナナを求めたのです。

一見わがままな性格に見える、鹿野さんですが、ボランティアに「介護とはどういうものか」ということを身をもって教えていました。

”障害者はかわいそうな存在” ”ボランティアは崇高な存在”と思わず、どちらも普通の人間で、希望やわがまま、イラつき、怒り、そして尊敬がある者であるという信念のもとボランティアの人達と接していたのです。

キレイごとではない介護を身をもって教えていたのが鹿野靖明という人物だったのです。

鹿野さん結婚経歴は?

https://twitter.com/yuzu_ne8/status/1082788241818832896?s=20

鹿野さんは一度、結婚を経験しています。

お相手はまたま鹿野さんが連れてきた友人の女性。

結婚するときに、彼女のお母さんから「娘をだまさないでくれ」と懇願されたそうですが、結婚。

お子さんはおられなかったようです。

その女性は、鹿野さんのボランティアの大学生と恋に落ち、離婚を切り出されると言う展開に。

少しかわいそうな気もしますね。。。

【こんな夜更けにバナナかよ】鹿野のその後は?

映画の終盤では、鹿野さんがなくなったことが伝えられ、鹿野に勇気をもらった田中が医師に、美咲は小学校の教員になり、2人は結婚。

そして、鹿野さんについては”2002年 鹿野靖明は、42歳で生涯を終えた。”と言うことが明らかにされました。

鹿野さんが亡くなるまでの間はどのように過ごしていたのでしょうか?

鹿野さんは、42歳で亡くなる直前、意識不明で救命救急センターに搬送されました。

そこに、ボランティアで一緒に過ごした鹿野さんの家族とも言える”鹿野ボラ”が駆けつけ、鹿野さんの最後を見届けようとしました。

しかし、鹿野さんはそんなボランティア達を帰らせ、最後の介助は、民間の介護サービスから派遣されたヘルパーさんが担当したそうなのです。

自分の思うままに生きた鹿野さんの最後の”わがまま”だったのかもしれませんし、家族には見せたくないと言う鹿野さんが思いがあったのかもしれませんね。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、「こんな夜更けにバナナかよ」のモデルとなった鹿野靖明さんの経歴とともに、その後について解説しました!

一見するとわがままにも見える鹿野靖明さんでしたが、自分の信念の元、ボランティアの方に接していたんですね!

また、障害があるというハンデを持ちながらも、普通の人と同じように生活をしようとするその姿勢には、たくましささえ感じますね!

「生きることを諦めない」そんな鹿野さんの思いが伝わる作品でした。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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