【思い出のマーニー】十一(といち)の正体は何者?名前の由来や屋敷にいた理由についても

アニメ

イギリスの児童文学を原作に、米林宏昌監督の長編アニメーション映画「思い出のマーニー」。

喘息の療養のため田舎町に住むことになった杏奈が出会った、金髪で青い目の少女、マーニー。

そのマーニーがすむ屋敷では不思議なことや出会いがありました。

杏奈が出会った人物の中で異彩を放っているのが「十一(といち)」

無口でミステリアスな老人です。

今回はそんな謎の多い「十一(といち)」について詳しく解説していきます!




【思い出のマーニー】十一(といち)の正体は何者?

ミステリアスな男・十一(といち)

十一(といち)は、杏奈が田舎に行った際に出会ったおじさんで、髭を生やした老人です。

特徴は、言葉を話さないこと。噂では口数が少ないため、10年に一度しか喋らないとも言われています。基本的にはボートで釣りをするなどして、過ごしている人物です。

杏奈との接点は、杏奈が塩の満ち引きで、湿っ地屋敷から帰れなくなった時、どこからともなく現れ、助けてくれたことです。

また、心を閉ざしている杏奈が、唯一フラットに接することができる存在としても描かれていました。

ただ、村の子供からは、話さないことで馬鹿にされるなど少しかわいそうに感じるシーンもありましたね。

十一(といち)の名前の由来が悲しい

無言キャラの十一(といち)ですが、原作では「Wuntermenny(ワンタメニー)」となっています。

この「Wuntermenny」名前には悲しい由来があり、彼は十一番目の子供であり、母親が「この子は余計(one too many)だった!」と言ったことから

「one too many」→「Wuntermenny(ワンタメニー)」という名前になっています。

映画では、十一番目の子供だから「十一(といち)」とそのままの意味の名前に変わっていますね。

もしかしたら、十一が無口になっているのも、昔母親や周りの人から虐められた過去があってのことかもしれません。

ちなみに原作の「Wuntermenny」は一説では日本古来の名前とも言われていて、「与一」が当てはまると言われています。

この「与一」を使っている有名な人物として、屋島の戦いで活躍した源氏方の武士「那須与一」がいます。

「与一」とは「十余る一」という意味、「一つ余計」という意味として使われています。

そのため、「Wuntermenny」と「与一」は同義と言えそうです。(ただ作品とは全く関係がありませんが。。。)

十一が屋敷の近くまで行っていたのはなぜ?

杏奈が湿っ池屋敷に初めて言った帰り道、潮が満潮を迎えて帰れなくなり困っていました。

そこでどこからともなくボートで現れた十一(といち)。

彼はなぜあの屋敷の近くまで行っていたのでしょうか?

結論としては、十一(といち)がマーニーに会いに行っていたからだと考えられます。

というのも、といちは映画の終盤で杏奈がマーニーの話をしているときにこう口を開きます。

「マーニー……青い窓の向こうに閉じ込められた少女。遠い昔の話しだ」

このことから、彼もマーニーの事を知っている事がわかります。

また、マーニーの日記の中にはこんなページがあります。

6月11日
この間の村の子たちがまた窓の下のところまで来ている。みんなで小さな男の子をからかっていた。その子が泣き出したので一人の子がお菓子をあげたら泣きやんで食べた。でも、その子がお菓子の袋まで食べてしまったので、みんなはまたからかいはじめた。その子はぜんぜんいいかえさないの。なんだかとてもかわいそうだった。

このことから十一(といち)は小さい頃から屋敷に来て、窓の向こうに閉じ込められているマーニーを見かけていたことが考えられます。

それからもう一度マーニーを見ようと、それから大人になった今でもずっとあの湿地に通っていたのではないのでしょうか。

または小さい頃に見たマーニーに恋していたのかもしれません。

もしこの考えが正しいのであれば、最初に杏奈を助けたときも何故湿地にいたのか説明がつきますね。

まとめ

いかがだったでしょうか。無口でなかなか正体が掴めない十一(といち)。

登場自体は短かったですが、重要な位置付けになっていましたね。

また、といちがマーニーを知っていたと仮定すると、純粋な恋心を抱いているようで、なんだか切なくなりますね。

ジブリ作品はこう言ったサブキャラにも物語があったりするので、そういうのを考えながら見てみると新たな楽しみ方ができるかもしれませんね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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