「週刊少年ジャンプ」にて絶賛連載中で、2020年10月からはアニメも放送される「呪術廻戦」。
作中では呪術高専東京校の1年生の主人公・虎杖悠二が、ずば抜けた身体能力を見せつけています。
呪術高専に来る前は宮城県の杉沢第三高校で普通の高校生活を送っていた虎杖ですが、特級呪物「両面宿儺の指」を飲み込み、呪術界に足を踏み入れることとなります。
今回は、主人公・虎杖悠二の技や呪術、そしておじいちゃんの遺言の意味についても解説します!
【呪術廻戦】虎杖の技や呪術まとめ!
「逕庭拳」(けいていけん)
逕庭拳くそかっけぇ pic.twitter.com/lbMfzqmQPo
— ゆうか (@sanakano_) November 28, 2020
呪力を得てからの虎杖悠二の通常のパンチで、一度の打撃で二度の衝撃を生む技になっています。
虎杖は身体能力が高く、呪力を纏って攻撃しても威力が一気に伝わりません。
そのため、拳に纏わせた呪力が悠仁本人の瞬発力に追いつかずズレが生じた結果、微量の呪力を纏った拳が当たった時と本命の呪力が流れた時の二回分のインパクトが生まれます。
虎杖並の身体能力・瞬発力があってこそ為せる技なので、他の呪術師が真似しようにもできません。
一級呪術師の七海いわく「やられる方は相当嫌」と言われるほど、厄介な技のようです。
「黒閃」(こくせん)
【呪術廻戦 48話感想】虎杖の新必殺技「黒閃」くっそかっけえええwwwwww https://t.co/gjICVuLI22 pic.twitter.com/pS5EnyyfBO
— 気になるまとめ2chから (@8ghm4a) February 25, 2019
交流会にて出会った他校の先輩・東堂との特訓で身につけることに成功した技。
そもそも、黒閃とは、打撃との誤差「0.000001秒」以内に呪力が衝突した際に生じる「空間の歪み」のこと。
上記の”逕庭拳”でお伝えした、打撃でのズレを無くし、二回に分かれていた衝撃を一度にぶつけることで威力を上げることができるのです。
その威力は増大は凄まじく、打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した際、空間の歪みによって生じる呪力が黒く光り、平均の2.5乗の威力になります。
しかし、この技は悠仁のみだけの特別な技ではなく、打撃攻撃を扱う呪術師なら全員がなし得る現象ともいえます。
ただ、一般に黒閃を狙って出せる術師は存在せず、一度でも黒閃を決めれば自身の呪力に対する感受性が格段に向上すると言われています。
黒閃をキメた直後はスポーツでいうところの「ゾーン」に近い状態となり、連発すら可能な状態となります。
実際に、悠仁は持ち前の集中力の高さと、東堂との蜜月(ほぼ洗脳)を経たことで、4発連続を成し遂げていました。
天与呪縛(圧倒的身体能力)
【呪術廻戦】虎杖も天与呪縛なのかなhttps://t.co/jMQ1jiq5T4#呪術廻戦 #虎杖悠仁 pic.twitter.com/kSpe5hOOYB
— 神崎 (@neiro_sokuhou) January 7, 2019
呪術廻戦の世界では、極めてわずかな人間は「天与呪縛(てんよじゅばく)」という呪いをかけられ、生まれてくることがあります。
この天与呪縛とは、何かを犠牲にすることで、大きな力を得るための呪いです。
他にも天与呪縛を受けている人物は登場しており、
- 京都校の与幸吉(究極メカ丸)
手足の感覚を持たず生まれ、皮膚は月明かりにも焼かれる程の脆さの代わりに、「広大な術式範囲」と「呪力出力」という強力な力を使えます。
- 東京校2年の禪院真希
呪力が使えず、特殊なメガネをしなければ呪霊も見えない代わりに、「身体能力の高さ」を得ています。
- 伏黒恵の父・伏黒甚爾
呪力0で生まれますが、「研ぎ澄まされた五感」「呪いの耐性」「驚異の身体能力」という強さを持っています。
虎杖も同様に、元々呪力を持たずしてオリンピック選手以上の身体能力を発揮することができます。
また、普通の人間にとって猛毒である特級呪物を喰らっても死なない、さらには呪霊に肉体を乗っ取られることがなかったのも、虎杖の天与呪縛による呪い耐性が強かった可能性がありますね。
【呪術廻戦】虎杖の基礎能力
驚異的な身体能力
【呪術廻戦】天与呪縛ありの真希より強い虎杖って何者?https://t.co/AZJTqJgZIo#呪術廻戦 #虎杖悠仁 pic.twitter.com/O5HXQp9cW4
— 神崎 (@neiro_sokuhou) January 11, 2019
虎杖は、驚異的な身体能力の持ち主であり、砲丸投げで30m弱(世界記録が23m弱)を記録。
また、校舎4階の窓を外から蹴破って人外を蹴り飛ばしたりと、そのレベルはもはや人間離れしています。
そのため元の高校では「SASUKEの全クリア」「ミルコ・クロコップの生まれ変わり」「50mを3秒で走る」等、色々噂される有名人でした。
そのため、虎杖についたあだ名は「西中の虎」
特に膂力(りょりょく/つまり腕力)に関しては並の呪術師をも凌ぐらしく、“化け物”と称される東堂に「素の力は自分より上」と評価されるほど。
実際砲丸投げの際も、投げ方がピッチャー投げで、加えて球がサッカーのゴールポストにめり込んでいなければ、更に伸びたと思われます。
運動部がこぞって欲しがる逸材でしたが、祖父の見舞いのため夕方5時までに帰りたかった彼は全て拒否。
しかし全生徒入部制だったため、最も都合が良い心霊現象研究会(オカ研)へ在籍し、そこで先輩たちが取り組んだ肝試し的な活動が、全ての発端となっているのです。
術式が使えないながらも、格闘能力のみに関しては作中屈指で、打撃だけなら1級術師の七海に比肩するレベル。
特級呪霊である脹相もガードしたものを除いてたった3発打撃を喰らっただけで活動に支障をきたすレベルのダメージを負っています。
抜群の戦闘センスや洞察力
#wj25 呪術廻戦
虎杖、格闘センスありすぎかよ。
これ宿儺が「オマエは」って言ってるの、彼にとっては力=呪術だからなんですよね。呪術士としてはめちゃめちゃ真面目でプロフェッショナルな宿儺さん、かわいい。 pic.twitter.com/FldpZgycvz
— マルチェロ (@Marcello0909) May 23, 2018
呪力を得てからはさらに攻撃力は増しており、さらに相手に合わせた打撃の組み立て、地形の積極的活用など、近接格闘における戦闘センスは突出しています。
また、禪院真希の歩き方(重心)を見ただけで彼女の強さを見抜くなど、洞察力も秀でている。
ただ、元々一般人であったこともあり、呪術に関しての知識が不足しているという致命的な弱点もあります。
両面宿儺を取り込む「器」としての耐性
#呪術廻戦 1話
指をくわえて見てるのを止めて、両面宿儺の指を咥えた虎杖。
身体能力の高さは指を折るほどで、祖父の遺言を指針に後ろ指を指される人生は歩まないと指向する。生に対し食指が動き、生を全うさせるために指を染める。無自覚から自覚へ、死を通して生を色濃く映す、指し回しの秀逸さ。 pic.twitter.com/BtQCvcHQGH
— 五位 (@goi_pommier) October 6, 2020
特級呪物の猛毒に耐えた上、その身に受肉した呪いの王・宿儺を抑え込んで自我を保つ「器」としての適性を持っています。
その身は五条悟曰く「千年生まれてこなかった逸材」と言われていて、類稀かつ危険な才能であるが故に、呪術高専上層部では秘匿死刑が決定してしまうほど。
五条悟の提案と説得により、
「誰も祓うことが出来なかった二十本ある宿儺の指を全て取り込ませてから死刑」
ということになりましたが、これはただの執行猶予で、彼の身は呪術師界では疎んじられる立ち位置にあると言えるでしょう。
また、その身に取り込んだ宿儺とは共生しており、傍目には二重人格のような状態になっています。
虎杖本人いわく、「うるさい」と言っており、悠仁の呼びかけに対して宿儺が内部で応じたり、悠仁が呼ばずとも勝手に顔や手に口や目を生やして外部と交流してきます。
現状、宿儺の力の欠片である指は方々に散らばっているため悠仁は自我を保っていますが、どこまでその抑止力が機能するのかは不明。
そのため、目的であるはずの指を手に入れても容易に喰えるわけではないのが現状です。
更に、隙あらば主従の立場を逆転させようと画策するその関係性は、協力関係とは言えなさそうです。
宿儺の能力の一部開放
なら頑張れと応援するしかねーな! って思ってたら、逆転の切り札は最悪の呪いでしかなく。
宿儺に転じた悠仁は、あれだけ苦戦した特級の呪いを玩弄し、ちぎれ飛んだ腕を再生していく。
虎杖くんが宿したものは、それだけの力と危険性を持っているのだ。
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 pic.twitter.com/nton5ObzdS— コバヤシ (@lastbreath0902) October 24, 2020
宿儺の憑依後、猛毒である呪いの王をその身に宿したことであらゆる毒に耐性を持つように。
また、別の魂が常に内部に存在することで、無意識に「魂の輪郭」を知覚しており、真人を魂の形ごと殴るなど、宿儺が外に出ずとも一部の特性が引き出されています。
さらに、宿儺の気分や契約次第では欠損した肉体の再生も可能な模様で、特急呪霊に腕を切り落とされた際も、宿儺の力により、再生していました。
【呪術廻戦】虎杖のおじいちゃんの遺言の意味は?
爺ちゃんの遺言は”存在しない記憶”に繋がっている?
虎杖のじいちゃん、「誰!?」てなって消去法で虎杖のじいちゃんだとアタリをつけたくらいには美麗作画になってるの何 pic.twitter.com/JQe5QKOnPq
— 違法バタピー (@batapys1) September 4, 2020
虎杖のじいちゃんの“遺言”である
- 「オマエは強いから人を助けろ」
- 「大勢に囲まれて死ね」
というの遺言が、これまで2度登場した「存在しない記憶」に繋がる伏線になっているのではと噂されています。
この「存在しない記憶」とは、相手の脳内に宿る“あるはずのない記憶”のこと。
東堂葵の脳内に、突如として溢れ出した虎杖との架空の思い出。
最初は東堂を相手に披露されましたが、東堂の性格やキャラ描写から「好みが合う虎杖を勝手に昔からの親友扱いしている」という、ギャグ的な演出でしかないと思われていました。
これ、実際どうなんだろうなと思っていたが、読み返すと東堂の時点で高たんがいるから、既存の記憶に虎杖が入り込んでるとかではなくシチュエーションからして全部捏造で笑ってしまった pic.twitter.com/j0if2RMeDM
— タイツマン (@TAICHUMAN) May 18, 2020
しかし、同じような現象が、第105・106話に登場する特級呪霊・脹相の脳内でも起こっています。
脹相の場合は、とどめを刺す寸前に弟の仇であるはずの虎杖が、自分の弟である記憶を流されてしまい、強い混乱に陥り、その場から逃走。
呪術廻戦、虎杖の術式の効果が相手をブラザーにするとか言われてるし、脹相と東堂と虎杖がブラザーになったりするコラが量産されるわ、交流戦後の虎杖の「あの時の俺はどうかしてた」って台詞は『自分もブラザーだと思い込む自己暗示による縛り』とか言われてんのホント面白すぎる。 pic.twitter.com/QCE1xBdDMQ
— artt (@p_e4r) May 12, 2020
もしこれが本当に虎杖の技であった場合、敵に対して自分に都合のいい記憶を流すことで相手を洗脳することができるという、チート級の技となります。
また、虎杖のおじいちゃんの“遺言”と”存在しない記憶”が関係している理由として考えられているのが、
「囲んでくれる友人を作るために、虎杖に“記憶を操作する力”が生まれたとか?」
「爺ちゃんの遺言が“呪い”となって術式に影響してくるんじゃ……」
「命の危機を感じると発動するんだろうか」
と言った推測。
また、この”存在しない記憶”の操作については、発動時に宿儺がこの現象に驚いたことから、これは宿儺由来のものではないと考えれています。
この「存在しない記憶」は虎杖の“術式”なのか? そこに祖父の“遺言”は関係しているのか?
今後どのように明らかになっていくか楽しみです!
まとめ
いかがだったでしょうか。回は、主人公・虎杖悠二の技や呪術、そしておじいちゃんの遺言の意味についても解説しました!
虎杖本人の能力だけでも、相当なポテンシャルを秘めているにも関わらず、その中に宿儺もいるとなれば敵なしのように感じます。
しかし、「両面宿儺の指」を取り込めば、その分身体を支配する力も強まるため、虎杖の自我が保てる保証はありません。
今後虎杖の成長も気になりますし、虎杖のじいちゃんが言っていた”遺言”と”存在しない記憶”の関係性も機になるところですね!
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※本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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