【タイタニック】最後のシーンでローズは死んだ？夢だったのかについても

1997年に公開された映画「タイタニック」

若き日のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが出演し、今なお愛される不朽の名作となっています。

映画終盤では、老女ローズが眠っているシーンがあります。

ローズは死んだのか、それとも夢を見ているだけなのか。

見た人にとって、捉え方が異なるかと思います。

そこで、今回は、映画「タイタニック」最後のシーンでローズは死んだのか、夢だったのかについてもについて解説していきます！

【タイタニック】最後のシーンでローズは死んだ？
【タイタニック】最後のシーンはローズの夢？
まとめ

【タイタニック】最後のシーンでローズは死んだ？

ラストシーンまでの流れ

https://twitter.com/rioru20180428/status/1337279494600548353?s=20

映画「タイタニック」の最後のシーンまでの流れとしては、おばあちゃんになったローズがジャックとのラブストーリーを語り終えた後、

こっそりと船の外に出て、船員たちが探し求めていた「碧洋のハート」を手に広げます。

その「碧洋のハート」への想いに耽るように眺めた後、「あっ！」と少しわざとらしくも、優しく海に優しく海に「碧洋のハート」を投げるのです。

そして、ロマンチックなBGMとともに、セリーヌ・ディオンが歌う「My Heart Will Go On 」が流れ始めるのです。

そんなBGMとともにローズがベッドに横たわり目を閉じるのです。

目を閉じた後は当時のタイタニック号に場面、たくさんの人に祝福されながらジャックとの再会を果たし、熱いキスをしてエンディング。

最後は思い出のジャックと出会うことができて幸せそうなシーンでもありました。

ただこの最後のシーンについては、疑問に思うシーンも多くありました。

続いて、タイタニックの最後の疑問に感じるシーンについて考察を交えて解説していきます！

ローズはなぜ碧洋のハートを捨てた？

タイタニックは感動モノ。
わたしはローズおばあちゃんの最後のネックレスを捨てるシーンが好き。#タイタニック pic.twitter.com/dJElzLmIRF

— Chak! (@chia_move) May 7, 2021

碧洋のハートは、紛れもなくローズとジャックにとって大切なキーアイテムです。

タイタニック号が沈没し、ジャックと約束した自由な人生を生きてきたローズも１００歳を超えていました。

ジャックが描いてくれたデッサンをもう一度見ることができ、

そして、デッサンを見つけてくれた人たちへタイタニック号での物語を共有することができました。

そんなローズにとってネックレスはもはや必要のないものになったのかもしれませんよね。

個人的にローズは、ネックレスである碧洋のハートを宝石としての価値ではなく、

ジャックとの思い出の品として、大切に保管し続けたのだと思いました。

そして、ジャックの眠る海に捨てる（封印する）ことで永遠にしたかったのではないかと考えられます。

これについては別記事にて考察しています。気になる方はぜひ確認して見てください。

【タイタニック】ネックレス(宝石)を捨てる理由は？本物の値段と実在・モデルについても

ローズは老衰で死んだ？

『タイタニック』のラスト、ローズのベッドの傍に彼女のこれまでの人生を捉えた写真たちが置かれているんですが、その中で大きな魚を釣り上げて笑っているローズを見ると泣けちゃうんですよね。

あんなにヒドイ事故に見舞われたのに、海を嫌いになったり怖がったりせずにまた海へと乗り出した強さに。 pic.twitter.com/pOnFkMSNo2

— ドラゴン士 (@eigarunner) September 26, 2018

最後のシーンでは、ローズはたくさんの思い出の写真がある部屋で、静かに目を閉じていました。

このシーンだけ見ると、ジャックが死ぬ間際に言っていたセリフ

「君はたくさん子どもを作って、成長するのを見守るんだ。そして、年老いて、老婦人となって、温かいベッドで死ぬんだ。今夜、ここで、こんなふうに死ぬんじゃないよ」

このセリフの通り、ローズは孫まで作り、100歳を超える老婦人となり、暖かいベッドの上で死んだように見えます。

ジャックとの約束を守り、ジャックの眠る海の近くでローズも永眠するというとてもロマンチックな終わり方です。

さらに目を瞑った後のシーンでは、タイタニックの事故によって亡くなった人物たちが登場しており、ローズは死んだのだと思いました。

しかし、色々と調べていくと、実はローズは死んでいなかったのではないか？という説もあったのです。

【タイタニック】最後のシーンはローズの夢？

25年間生きてきた中で映画のラストで1番印象に残ってるシーンは今でも、そしてこれからも抜かれることはないだろう…
タイタニックのラストシーン
皆さんこのシーンのローズは死んだ派？
それとも夢派？
ちなみに自分は夢派です。 pic.twitter.com/MRImNauFin

— いちき (@yoheiichi4) January 23, 2018

「タイタニック」のラストシーンでは、ローズは命を全うし、ジャックと死後の世界で結ばれたような演出がありました。

しかし、このラストシーンについて、実はローズは死んだのではなく、単に夢を見ていたのではという説が上がっているのです。

その根拠となっているのが、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌の「My Heart Will Go On 」

この曲の歌詞の一部には次のような一節があります。

Every night in my dreams
（毎晩夢の中で）
I see you, I feel you,
（あなたに会うの　あなたを感じる）
That is how I know you go on
（まだこうしてあなたは生き続けてるのね）
Far across the distance
（どんなに遠く離れていても）
And spaces between us
（私たちの間にどんなに空間があろうとも）
You have come to show you go on
（あなたは私の中で生き続けることを知らせてくれているのね）

この「My Heart Will Go On 」という曲は「タイタニック」のために書き下ろされた曲で、

タイタニックに合わせて作られた曲とも言えるのです。

ということは、歌詞に「毎晩夢の中であなたに会うのあなたを感じる」という歌詞も、劇中のローズが毎晩夢でジャックに会っていたと捉えることも可能です。

そう考えるとラストシーンでジャックとローズが会ったシーンも実は毎晩のようにローズが見ていた夢の一つだったのかもしれません。

ちなみに、実際のところ夢だったのか、本当に死んでしまったのかについて、ジェームズ・キャメロン監督は「知らなくていいよ！」と答えているそう。

「タイタニック」の結末をどうするかは、自分たちで決めていいみたいですね！